幼馴染の名前:桜井小梅
メイコの家は代々不思議な力(レネゲイドの能力)を持ち、村で巫女と呼ばれる家系だった。
そして彼女もまたオーヴァードであり、分家の娘で同い年のライバルだった。
なかなか力が発現しなかったメイコは親から厳しい折檻を受けていたが、既に能力を発言していた彼女はメイコをいつも励まし、練習に付き合ってくれた。

折檻の一環として彼女が贈ってくれたプレゼントを破壊されたとき彼女は遂に覚醒。だが力に囚われたメイコは暴走した。自分を痛めつけた両親、分かっていながら見て見ぬ振りをした村人達、全てを破壊した。メイコが正気に戻ったとき、辺り一面は焼け野原と化していた。ただ1人の幼馴染だけが無傷で隣に立っていた。
彼女はメイコを責めることもメイコから離れることもなかった。生き残った2人は何も持たずに山を降り、路地裏の隅っこで協力し合いながらなんとか生きてきた。
全て遠い昔のことである。

古代種のメイコとは違って彼女は大人になり、歳をとっていった。
UGNに所属したとき、親子と間違われたほどに見た目の年齢はかけ離れていた。それでも2人はお互いのたった1人の親友で家族だった。
あるときいつものようにパトロールをしに行くと出て行ったきり、彼女は帰ってきていない。
彼女がまだ生きているのか、どこかでのたれ死んでしまったのか、メイコにはわからない。ただ2人の生まれ育った村とUGNにいれば、もしかしたらふらっと戻ってくるかもしれない。彼女はその命長らえる限りまったりと待ち続けている。

ロイス：難民 推奨感情 P:庇護/N:厭気
カヴァー：指定なし / ワークス：なんでもいいけどUGNと言うには苦しそうなのは要相談

キミはN市支部所属のエージェントで、他のPC達をまとめる立場にある。

N市では"難民問題"が深刻化しつつある。
と言っても本物の難民ではなく、近隣地域から家出中の青少年が集まってきて繁華街の一部で路上生活をしている様子が“難民問題”とSNSやニュース等で扱われている。

そんな繁華街では新型ドラッグだとか、行方不明者が少しずつ現れているだとか、FHの関与は不明だが怪しい噂を耳にするようになってきた。

PC1、PC2が遭遇した不審者たちがこのタイミングで現れたのも何か関係しているかもしれない。キミは最悪の事態を避けるため調査に取り掛かる。