容姿・経歴・その他メモ

「貴方の『物語』を聞かせてくださいますか？」

　『フリークス』という『ただ映画好きが集まっただけなのに不思議と強力になってしまったコスプレ集団』のグループに所属している女性。燭台を持った幽霊の仮装をしており、自らの能力で足は見えないように偽装している。年齢に不相応な美しい容姿と立ち振る舞い、金銭に然程頓着しない姿勢からファンが多く、彼女が出るディールは人の入りが良い。
　バンダイシティにいる最も大きな理由は『資金集め』、そして次点で『物語の収集』である。

　深窓の令嬢として育つと、自分の手の届かない世界にあこがれを抱くらしい。藍染川は自分の知らない『面白さ』、もっと言えば他人の『経験』を知りたがった。そして、彼女は富裕層の集まるパーティーでふと『バンダイシティ』の噂を聞きつけ、自分が求める『物語』を収集できるのではないかと思い、この街へ入り込んだのだ。
　しかし、その生活は刺激に満ちていたが容易なものではなく、自らのとある『才能』を喪失してしまっている。

　表の世界では会社の経営陣として過ごし、主に証券取引で資産を稼いでいる。礼儀正しく純朴な性格そのままの、合理的で正道を征く投資や経営方針が特徴。美貌と嫋やかな振舞、中間管理職と年齢が近いなどの理由で社内では人気がある。
　裏の世界では人気がないか？　というと、そうでもない。幻想的な雰囲気の能力と細剣を使った流麗な剣技はアントレの中でも人気が高い。一方、「何故彼女のような人物が、見世物のようなディールに参加したがるのか？」という風に疑問を持つ者も少なくない。
　かなり完璧なようだが、かなりジャンクフードが好き。ただ、かなり顔と立場が知られているので全然買いに行けない。買っても秘書に没収されたりする。
　
能力は『蝋燭の光』。蝋燭は光を放ち、その裏で「蝋燭の光が目立つ程度まで」周囲の光を奪う。蝋燭を介して光の明滅や閃光、暗転を行い、自分の姿を隠しての死角からの剣戟を得意とする。
　その本質は物事の『揺らぎ』を操作することのようだ。謎が多い能力である

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