容姿・経歴・その他メモ

某所で探偵業を営む女性。同時に自身の事務所をUGN支部として運用している。
見た目は齢十程の少女だが、実際は20歳を超えた立派な成人。カモフラージュと威嚇のために髪を派手な色に染めている。
偏屈で豪放磊落な性格であり浪費家。オタク気質であることも災いし、依頼がないと死にかける。が、幸か不幸か探偵業とUGNエージェントの二足の草鞋を履いているため一応食いっぱぐれてはいない。事務所兼自宅の家賃はUGN持ち。
来客用に揃えた紅茶とインスタントコーヒーにハマり、色々揃えている。


かつてレネゲイドが公になる前に超能力者を生み出す実験の中で生まれたデザインベビーであり、彼女が「兄弟」と呼称しているのは実験で生み出され、犠牲になった子供たちのこと。生後も能力発現の為にさまざまな非人道実験を経験し、終ぞ生存者は自分のみになってしまった。己を産んだ代理母が自身を連れて逃げなければ次に使い古されるのはおそらく自分だっただろう。兄弟たちの断末魔、怨嗟、大人たちの悪意、それら全ては彼女の脳に焼き付くには十分だった。トラウマに意識を焦灼され、罪の意識に心身を抉られる毎日に、母は手を差し伸べた。
「無理に忘れなくてもいい、けどプラスに解釈することは何も悪いことじゃない」
「大人たち」に殺されるまで自分を守ってくれた母に心を救われた彼女は、誰かに救いの手を差し伸べる為に生きることを決意し、探偵とUGN、二つの扉を叩いた。

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