容姿・経歴・その他メモ

F.Hではないが、UGNから目をつけられている組織の両親から生まれる。この組織は上層部が政治家で構成された組織でF.Hのように大々的な騒ぎは起こさないものの、身寄りのない子供や放浪者を引き取っては強制的にオーヴァードに目覚めさせ、結社の一員を増やすなど非人道的な行為も行なっていた。(目的としてはレネゲイドの力を使った政治活動への不正行為。)その為、彼も物心がついたくらいの歳から両親にオーヴァードについて聞かされたり、覚醒させる為の処置を施されている。

その後、幼少期から組織の一員として、子供という立場を上手く使い簡単な不正行為などを手伝わされていた。幼い彼には両親の期待に応えることが愛される為の義務だと思っていたので自分の行なっている行為になんの不信も抱かなかった。しかし、高校に上がる頃、大きな選挙会場にて一般人の意識を操作し票を工作する任務を与えられた際、そこで張っていたUGNの人間に自分の行為がバレてしまう。組織の人間もとい両親に助けを求めるも、「彼は我々とは無関係の人間です。会ったこともありません。」とあっけなく捨てられてしまう。自分が組織にとって、両親にとってただの捨て駒でしかないことを自覚する頃には既にUGNに捕まっていた。

UGNに身柄を拘束された後の処分についてはこのままずっと檻の中か、忠誠の証として表ではあまり動けない仕事を担う部署でチルドレンとして働くかの2択で、後者を選択した彼に最初に言い渡された任務は自分がいた組織の解体、ないし構成員全ての暗殺だった。

そして、初めての任務において、自分が人の操作や侵入などよりも圧倒的に破壊の方が向いているということを不幸にも自覚してしまう。しかし両親や、仲間だと思っていた人たちを殺した時、何かから解放されるような感覚はあったものの、彼らに裏切られた時に空いた心の穴が埋まることはなかった。一方、その圧倒的な力を確認したUGNは彼の実力を高く買い、彼に新しい居場所与えた。

その後、チルドレンからエージェントになる段階(20歳頃)で、即戦力を欲していたS市に移動し、汚れ仕事ではない普通の仕事を任される様になる。過去の出来事や経験と自分の能力から必要以上に人と関わること避ける様になったが、何故か後輩にあたる神崎に好かれてしまった。(神崎が負傷した際に軽く応急手当をしたことがきっかけ。)彼自身も人の善意や好意にあまり耐性がなかった為、どう接していいか戸惑うも数少ない自分を慕ってくれる彼女を無意識化で大切に思っている。

現在、表の世界では薬剤師の助手的なポジションとして仕事をしている。ソラリスではあるが、破壊しかできない自分が悲しくなって表では薬学を学び、今の職についたが最近残業が多いのが悩み。


名前はサルビアディビノラムから。

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