容姿・経歴・その他メモ

PC④：UGNのエージェント
ロイス　コードウェル博士
推奨感情　P：尊敬／N：脅威
カヴァー／ワークス　指定なし／UGNエージェント
キミは、霧谷雄吾から緊急に呼び出された。N市でコードウェル博士の活動が確認されたらしい。彼、「コードウェル博士」はUGNの創設者にしてオーヴァード研究の第一人者……だが、現在はFH（ファルスハーツ）に加担している。彼が活動しているとなれば、座視しているわけにはいかない。

【簡易紹介】
京都訛りの敬語を使っている胡散臭そうなお兄さん。
中身は、UGNに育てられたエージェントであり命令と上司、目上の人を尊重し
任務中心の思考である。

少し見かけによらず、硬い考えがあるのが玉に瑕である。

▼戦闘描写1
ぴょん、と跳ね上がると、“錦鯉”は黒い稲妻に包まれた。
空気が裂けるような音と共に、斑点模様の獣——雷を纏う異形へと変貌する。

青白い雷が体表を駆け巡り、その姿はまさしく“雷獣”。
獣の唸り声と共に鋭い爪が振るわれるたび、大地に深い爪痕と轟音が刻まれる。

▼戦闘描写2
｜男《錦鯉》の身体は、｜雷《ウイルス》に深く侵蝕され、さらなる異形の獣へと変貌する。
かつての姿よりも荒々しく、雷の角が伸び、毛並みは濃く逆立っていた。

全身からほとばしる稲妻は、周囲の空気すら震わせる。
だが、その眼に宿るのは、明確な意思ではなく、滲むような曖昧な光。

やがて敵見方関係なく雷を吸収しその身に集まり、脈打つ光が獣の全身を包んでいく。
回避も、駆け引きも、もはや頭にはない。ただ力を、破壊を——本能が求めていた。

次の瞬間、地を砕く一歩と共に、鋭く伸びた前脚が振り下ろされる。
爪の一撃は、雷を纏っていた。閃光が尾を引き、雷鳴のような衝撃が地面に炸裂する。

風が逆巻き、大地が抉れ、焼け焦げた爪痕が残る。
その爪は狙って振るわれたものではなく、本能が選び取った、純粋な仲間と共に行う｜制止《破壊》の形だった。

▼戦闘描写3
彼らの目の前が一瞬、雷光に染まる。
更に変貌した目の前の男は、すでに獣の域を越えつつあった。
雷を飲み込んだかのような肉体は脈動し、ひとつ息を吐くたびに、空気がびりつくほどの電流を撒き散らす。

視線が別の標的を捉えた瞬間、雷を纏った四肢が地を蹴る。
飛びかかるように放たれた爪の一撃は、稲妻を引き連れ空間ごと切り裂いた。
その光景は、正に｜神獣《ヒトだったもの》の攻撃である。

その衝撃は強大すぎて、獣の形が一瞬崩れかける。
毛皮の下から滲むように人の輪郭が浮かび上がり、雷と共にかき消える。

「さて、そろそろ御飯事はもう卒業する頃ではないでしょうか？」

まだ、人である“錦鯉”は確かにそこにいた。(完全獣化強制解除)

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