容姿・経歴・その他メモ

■設定
赤神潤は、軍事分野に関わりの深い財閥の娘として生まれた。
赤神家の人間は、防衛隊幹部になることが慣わしである。そのため、彼女の人生も生まれた時から決まっていたのだ。

防衛大学を主席で卒業。その後、多くの戦場を渡り歩き、伝説を作り出していく。

赤神潤＜レディブラッド＞に出逢ったら、一目散に逃げ出せと言われるほどになっていた。
いわく、大学を出たばかりの少女が進行してくる敵中隊を単独撃破したと。
いわく、戦場になった鉱山が崩落した際には負傷を全員担いで出てきたと。
いわく、新兵を指揮し、米軍の精鋭部隊を撃破したと。
いわく、いわく、いわく。

そのような話がいくつも彼女に付き纏っている。その全てがオーヴァードになる以前の話である。

■オーヴァードへの覚醒後
そんな彼女がオーヴァードになったのは１６年前だ。
コードウェル博士の発表した論文によって、世界は震撼した。
オーヴァードという脅威の解明が軍としても急務となった。

彼女は自ら志願し、オーヴァードとなり、その後もオーヴァードの解明に自らの身を捧げた。
自身の身体を焼き、切り裂き、どの程度までなら修復可能なのか。その条件の解明を行っていた。

その献身は多くの情報を軍部にもたらしたが、生身の人間がそのような無茶をすればその代償を背負うこととなる。

身体へのダメージ、レネゲイドの不全、侵蝕率の高騰。

現役で現場に入れる時間は刻一刻となくなっていた。

■PC2との出会い
12年前、既に度重なる実験により、身体は限界を迎えており、進退を考えざる得ない時期になっていた。
そんなときに以前に彼女が研究をしていた内容を引き継いで実験しているものがいると報告を受ける。

その研究は研究の危険性から途中で実験は中止になり、研究内容も廃棄された。
そのはずだった。だが、研究が何らかの形でFHに漏れていたのだ。

その研究を行っていたFHセルは壊滅させ、その実験データも全て焼却した。
だが、一つ問題が発生した。既にPC2が実験体として、実験が進んでしまっていた。

本来であれば、その実験体も焼却処分をすべきだったのだが、彼女はそれをしなかった。
あまつさえ、その実験体を引き取り、面倒を見ることにしたのだ。

そして、UGN、FH、その他組織の介入のない経ツ祈町に移り住んだ。

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