月虹町にて旭兄弟だった少年。

実年齢17歳。ミシェルとは現実でも幼馴染で、今はUGN、FHと互いに殺し合う関係。
奪われた親友を取り戻すためにUGNとしてその親友と戦い、その最中でタクトと出会う。
タクトを保護するという名目で数日ほど共に過ごしていたor今も過ごしている。タクトに失った妹を重ねており、現実でも過保護気味になっている。
元からお人好しで過保護で家庭的で、そんな彼がミシェルやFHとの戦いで心が摩耗していくのは必然的で。心が弱りきっていたところで空白の使徒に襲われて今に至る。
ちなみに顔には大きな傷があり、これはミシェルとの戦闘でついたもの。

月虹町からの帰還後はUGNから離反し、ミシェルと協力しタクトを奪還。そのまま1年ほど放浪の旅を続け、ゼノスに保護されることとなる。
その後はゼノスのエージェントとして精神に関与する遺産を回収するエージェントとなる。

UGN時代のコードネームは"｜不可視の鋭刃《ヴァニシングエッジ》"。

現実世界での旭家(鉦一郎のみ)
両親は小さい頃から世界を飛び回っており、妹の"柝音"と二人で暮らしていた。柝音はとても元気で活発な少女で、どちらかと言えば唯鈴に似ていた。ミシェルとも家族間での交流があり、まさにこの世界での家族模様だった。
転機はミシェルが消えてから暫く経った後。兄妹共に事故に巻き込まれ、彼だけが覚醒して妹は死亡。守れなかった、救えなかったという後悔だけを彼に残す結果となる。重ねて両親も自分たちが巻き込まれたにも事故に巻き込まれたにも関わらず帰国はおろか、一つも連絡がなかった為、家族を見限る形で彼も死亡した扱いにしてUGNに保護された。
親との記憶がほとんどなかった為に、月虹町でも親は海外にいるということになっていた。