結城和奏……もとい、“ブレイブリー”に関する情報は、驚く程UGN内のデータベースに残されていない。隠す気も無いほど、『抹消しなくてはならない何か』があったとみてよいだろう。ピュアブリードのノイマンシンドローム発症者であること、《触媒(カタリスト)》であること等が真相を紐解く鍵なのだろうが……当人含め全貌を知る者はいない。少なくとも、UGN･雨宮市支部内には。
物心つく頃からノイマンシンドロームの頭脳は頭角を現しており、6歳の誕生日を迎える頃にはUGNエージェントとして活動する上で必要とされる知識(一般成人が持って然るべき常識含む)は全て習得。前線における指揮能力も評価され、数年後異例の速さで支部長に任命されることになる。

現在は雨宮市支部を統括しており、日々起きる様々な事件への対処や通常業務、所属チルドレンやエージェント達の指導に支部長としての外交など、本来何十人の人員に分割してやっと回せる仕事量を全て一人で同時処理し最大効率でこなしている。黒枷白夜筆頭に前線向きチルドレンの活躍もあってか戦場に直接赴くことは少なく、勿論分身も出来ないので、指示を伝達してもらう為に動かす支部員は少なくない。だが、こうして少数精鋭で想定外の仕事すらやり繰り出来てしまうせいで、人手の補充が全くされない悪循環を生んでいる(そして、当人がそれに無頓着)。

なお、言動が幼いのは前述の脳内マルチタスクを常時展開している結果、余った極少ないリソースでの応対となっている為。所謂疲労状態では色々雑になりやすいアレ、脳死会話や脊髄反射とも言う。

驚く程体躯に見合っていないレーザー砲を担いで戦う。巨大なバッテリーはランドセルに、砲身は手提げ鞄(ウェポンケース)に入れて持ち運んでいる。実戦経験は少なさは隠せないが、様々なアイテムを駆使することで最低限前線に立つことを可能としている。
とは言え、最も特筆すべきは個人の能力ではなく、迅速な戦局判断と的確な指揮能力だろう。ノイマンシンドロームの神髄を遺憾なく発揮することで、如何なる戦況も好転させることができる。また、彼女自身他者のレネゲイドを活性化させる《触媒(カタリスト)》であり、前述の指揮能力と組み合わせることで、文字通り他者を限界のその先へ到達させることも不可能ではない。

個人の能力は決して高くないが、誰かと共に歩むことで望む未来への懸け橋となる──そんな彼女の頭脳と手腕が故に、“運命の鍵(ブレイブリー)”のコードネームは与えられている。

フルスクラッチで作成、消費経験点は34点。サプリは上級/EA/LM/IAを使用。

PC1,2より年下の支部長を持ってきてもRPがおもしろいかもしれませんとのことなので、ほならばと小学生を持ち込みました(？)最初はのじゃロリで行こうかと思ったんですが、いやでもDX3普通に遊んでるとあんまり小学生やる機会ないな……せや！で思いついてしまった次第です。とは言え万年人手不足UGNと言えど小学生を支部長にするかぁ……？という疑問は中の人にも生まれてしまったのでノイマンピュアで飛び級天才！だから支部長もOK！(まぁテレーズもあの若さで評議員だし……)と無理矢理こじつけました。PC①が保護してくる少年、これでPC③のことおばあちゃんって言い出したらそれはそれで面白いな……いや間違いなく「いいえ違います、お姉ちゃんです！！(圧)」すると思いますが()

ビルドとしては分かりやすいノイマンピュアのつえーやつですね。今回PC3人のパーティですがそれでも《常勝の天才》は強い。Dロイスは賢者の石と噛み合いがいい《指導者》を選択。下限値近くまで行けると態々書いてた辺り、少年もC値-2撒いてくれるのかなとか思いながら、であればジャスト下限値まで行けるしダイスも増えるから愉快なこと出来るのでは？で設定しました。
ただPC①のビルドを見ていると《指導者》無くても(さっきの話含めて)自力でC値2に到達できるんじゃないか疑惑があるので、《超血統》に差し替えて《常勝の天才》のレベル上げる方がいいかもしれないですね。この辺りは応相談？折角のリソースが役割被りで腐るのはGM･PL互いにいい思いしないと思うのでね……()
最終的にDロイスは《触媒》を選択。《超血統》と迷いましたが、《常勝の天才》を一番活かすなら効果を受け取れるPCに追加行動してもらう方がいいなってことで。大方PC①にラストアタック用で投げることになりそう。盤面次第ではクライマックス初手PC②にってケースもありそうですが。
クライマックスはさっさと試作レーザーランチャー装備して行動値を落としつつPC②範囲攻撃→PC①C値2で殴って大ダメージ(可能なら復活切らせる)→復活何枚あろうがPC③で使い切らせる→PC①追加行動でトドメに出来ると綺麗？