容姿・経歴・その他メモ

一人称：私、俺　二人称：君

FHセルリーダーを務める重たげな二重瞼の男。左の目元にどす黒い痣がある。
表向きは法務省に所属するキャリア官僚だが、播倉家一子相伝の神道系呪術と必中の弓：雷上動（らいしょうどう）の使い手である。呪符を用いて怨気を支配するわざに長ける。カヴァーではUGNの人間とも政治的な繋がりがあるが、お互い暗黙の了解の上に成り立つ関係である。平穏を望み、官僚としての仕事のほうが向いていると自認しているが、本性では戦闘に喜びを感じている。
まったく法案作成で忙しいというのに、狂犬小娘に道士、カルト尼に加えてあのいかれた藤原亜門を連れて出張とは。どうにも気が進まないよ。

○播倉家について
古くは宮司の家系であり、歴史は平安時代まで遡る。政界にも影響力を持つ力のある一族で、必中の弓：雷上動を保有する。プロジェクト・アダムカドモンについては多少関知しているが、表立っての関与はしていない。

○必中の弓：雷上動（らいしょうどう）
播倉家に伝わる弓。平安時代、帝の警護を命じられた源頼政が、この弓と二本の矢「水破（すいは）」「兵破（ひょうは）」を用いて宮殿の屋根に現れた鵺を射落としたとされる。源氏のとある分家に受け継がれるはずであったが、当時の播倉家当主が秘密裏に血を以てこれを奪い、継承者となった。鵺殺しの異名を取る代々の継承者に現れる痣は罪人の証である。現在の射手は播倉景之。「折り畳み」の呪法を用いて呪符とし、常に持ち歩いている。

「玉襷かけて祈らな世々の祖（おや）　祖の御祖の神の幸（ちは）ひを」
「天つ罪国つ罪許許太久(ここだく)の罪祓へ給い清め給へと白す事を聞こし食せ畏み畏み白す」

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