容姿・経歴・その他メモ

履歴

「Einhard Hoffmann」

「初めまして、私の名はTodesgeist。お見知り置きを……と、言うべきでしょうが、別段その必要はございません。今世では二度とお会いしないでしょうから、ね……」
「昔はとある国で軍人……と言っても、マトモなものじゃなかった……だが、失う中でも戦友と出会えたことは私にはかけがえのないものでしたよ……」
「ブチ殺す！！！…………ん゛っん。いえ、お耳汚し大変失礼しました。つい、ボロが」
「ジャスパーは私の可愛い……我が子のような存在ですよ。」


筋肉質の肉体をスーツに納めた紳士……の皮を上手に着込んだ元軍人の現暗殺者。仕事のためにスマホやスーツを身に着けているが息が詰まるらしく、依頼人のいない場では着崩している。だが、相棒であるRPのジャスパーが付いているループタイは緩めはすれどはずすことはほぼ無い。
昔は向こう見ずの乱暴者だったそうだが、一人で仕事をする関係上、円滑なコミュニケーションを行うため礼儀正しい紳士のような立ち振る舞いを心がけている。
なお、たまに彼の過去を知らない人と知っている人の話が噛み合わなくなる程度には差があるらしい。

戦闘では白兵武器を作成して接敵。筋肉質な肉体に反して素早く的確な剣技により敵の命を刈り取る。両手剣が多いが、ジャパンのサムライブレードや鎌など節操なしに使う。衝動由来の力も持ち合わせているらしいが、そちらは滅多に使わないそうだ。
「薙ぎ払うならハルバード、叩き潰すならツヴァイヘンダー……だが、首を落とすなら鎌か日本刀が適切だ。どちらも、一振りで命を刈り取れる」


生まれはとある結社の子で、宗主を主として服従することを強要されていたが、それがあまりにも嫌で宗主を殴り逃亡。
街を転々とし、ストリートチルドレンからごろつき、傭兵をして生き延びていたが、20歳後半頃、とある事件に巻き込まれレネゲイドウィルスに感染。恐怖されたらいまわしに、もしくは追い立てられてたどりついたのは中東……イスラエルのオーヴァード部隊だった。当時のアインハードは荒く、ただ勝てばいいと肉を切らせ骨を断つような戦い方を好んでおり、何度か部隊長とも対立することがあった。ただ、それはアインハードが誰にも頼ることが出来ない生活をし続けていたからであり、"信頼する事"を知ってからは味方に背を預けることができるようになり、戦い方も落ち着いてくる。
だが、10年前。豪雨の中の戦闘で味方を庇い致命傷を負ったアインハードは谷から滑落。濁流の河に飲まれ一人下流まで流されてしまう。意識を失う寸前、手を伸ばす仲間の姿を目撃した彼は死を覚悟したものの、運よく流れ着いた先でUGNの構成員に保護される。重症だったため、治療を受けても一か月以上意識不明だったが、無事心身ともに回復し意識を取り戻す。
……だが、彼が意識を取り戻して知ったのは、自分が居た部隊の隊長……ヴァシリオス・ガウラスのジャーム化及び失踪であった。

その後、自分を助けたUGN構成員(正確に言えばホワイトハンズ)に勧誘を受けたもののこれを断る……が、紆余曲折の末、ヴァシリオスの情報を対価に協力することとなる(恐らく、アインハードまでFH側に与するのを阻止するための布石であった)。
その後、裏社会に身を置きつつ、情報を得て彼を追う……が、運悪く10年間ニアミスが続く。これもしやUGNに与してた方が楽だったのでは？
ジャスパーとは、とある裏金を使いFHの支援をしていた好事家の屋敷で、悪趣味な品を展示していたガラスケースの一つに収まっていたのを見つけたのが出会い。見世物にされるジャスパーを見て、チリチリと過去の夢が正義感を急き立て自ら保護することを決意。少女らしい声の意志ある存在をポケットやカバンに放り込むのもなんだし、当時まだ慣れていなかったスーツの装飾品として付けていたループタイをちょいと調節してそこに収める事に。この頃ロイスも少なかったし帰還する理由が一つ増えて安定したと思われ。その後、子の居ない(発散はするが特定の相手はいないし、遺すのも悪いので予定は未定)分、可愛がるように。

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