ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

紫陽 九十九 - ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

真実を是とする怪忌(ファウスト)紫陽 九十九(しよう つくも)

プレイヤー:MmikotoM

自由登録 基本ステージ
年齢
17
性別
星座
獅子座
身長
174
体重
67
血液型
O型
ワークス
探偵
カヴァー
高校生
ブリード
クロスブリード
シンドローム
キュマイラ
ブラックドッグ
HP最大値
36
常備化ポイント
2
財産ポイント
1
行動値
4
戦闘移動
9
全力移動
18

経験点

消費
+4
未使用
0
フルスクラッチ作成

ライフパス

出自 親から疎まれて育った。
疎まれた子
経験 殺人現場を目撃し、心に大きな傷を負った。
トラウマ
邂逅/欲望 敷島ゆりかとはウマが合いそうな気がする。
友人
覚醒 侵蝕値
18
衝動 侵蝕値
殺戮 18
侵蝕率基本値36

能力値

肉体7 感覚1 精神2 社会1
シンドローム3+2 シンドローム0+1 シンドローム0+1 シンドローム1+0
ワークス ワークス ワークス1 ワークス
成長2 成長0 成長0 成長
その他修正 その他修正 その他修正 その他修正
白兵4 射撃 RC 交渉
回避1 知覚1 意志1 調達
運転:二輪2 情報:噂話2
情報:裏社会1

ロイス

関係 名前 感情(Posi/Nega) 属性 状態
師匠 興津隠岐那(おきつおきな) 尊敬 劣等感 探偵の師匠。大好き。
知り合い 敷島ゆりか 好奇心 厭気 知り合い。なんとなーく気にかけてしまう。
クラスメイト 綾瀬真花 慕情 不安 軽い恋心の相手。告る勇気はない。

エフェクト

種別名称LVタイミング技能難易度対象射程侵蝕値制限
リザレクト 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 効果参照
(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇
ワーディング 1 オートアクション 自動成功 シーン 視界 0
非オーヴァードをエキストラ化
コンセントレイト:ブラックドッグ 2 メジャーアクション シンドローム 2
クリティカル値-Lv
アームズリンク 1 メジャーアクション 〈白兵〉〈射撃〉 対決 武器 2
判定のダイスを+Lv個
破壊の爪 1 マイナーアクション 自動成功 自身 至近 3
素手のデータを『破壊の爪』に変更
完全獣化 2 マイナーアクション 自動成功 自身 至近 6
肉体の能力値を使用したあらゆるダイスを+(Lv+2)するが、アイテムが素手しか使えなくなる。
雷の加護 1 マイナーアクション 自動成功 自身 至近 2
メインプロセスでブラックドッグのエフェクトを組み合わせた判定のダイス+Lv個
ハンティングスタイル 1 マイナーアクション 自動成功 自身 至近 1
戦闘移動を行う(離脱可能、エンゲージ、封鎖を無視する)。1シーンLv回まで
獣の直感 1 メジャーアクション 自動成功 自身 至近
気温や温度の変化、天候や地震などを予測する。
セキュリティカット 1 メジャーアクション 自動成功 効果参照 至近
セキュリティを解除したり電子ロックを解錠したりできる

コンボ

魂を喰らえ、誘惑の道化(フェアトラーク・メフィストフェレス)

組み合わせ
破壊の爪完全獣化雷の加護
タイミング
マイナーアクション
技能
難易度
自動成功
対象
自身
射程
至近
侵蝕値
9
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
0~59%
4
10
9
60~79%
5
10
9
80~99%
6
10
9
100%~
8
10
10

これに加え、メインプロセスでブラックドッグのエフェクトを組み合わせた判定の場合ダイス+1(100%〜は+2)個。

迅雷よ、この瞬間を貪れ(ベギーレン・アウゲンブリック)

組み合わせ
アームズリンクコンセントレイト
タイミング
メジャーアクション
技能
白兵
難易度
対決
対象
射程
至近
侵蝕値
6
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
0~59%
7+6
8
4
9
60~79%
7+7
8
4
9
80~99%
7+8
8
4
9
100%~
7+12
7
4
10

魂を喰らえ、誘惑の道化(フェアトラーク・メフィストフェレス)使用後

武器常備化経験点種別技能命中攻撃力ガード
射程解説
素手 白兵 〈白兵〉 0 +(Lv+8) 1 至近 『破壊の爪』にて獲得
一般アイテム常備化経験点種別技能解説
コネ:噂好きの友人 1 コネ 〈情報:噂話〉 ダイス+2個

経験点計算

能力値 技能 エフェクト アイテム メモリー 使用総計 未使用/合計
20 10 104 0 0 134 0/134
侵蝕率効果表

現在侵蝕率:

容姿・経歴・その他メモ

過去

あんまり親から愛されていなかったように思う。
虐待、どちらかといえば軽めのネグレクトだった気がする。
小学校高学年の時から自分の家事は自分でやっていて、お金だけ与えられて育った。
友達がそれはおかしいって言うけれど、おかしいって言われても両親がそれを直してくれるわけでもないし、環境がガラッと変わるわけでもない。
結局自分の現状を変えようとも思わないまま、高校生になった。
親がお金を与えてくれなくなったので、休日に飲食店のバイトをフルタイムで入れて働くことにした。

——1年前、バイトの帰り道。
後片付けが遅くなって、裏路地を駆け抜けながら帰路を辿っていた。
3つ目の角を曲がった時、鉄臭い匂いが辺りに充満した。
……血の匂いだと、すぐにわかった。
恐る恐る匂いの元を探る。真っ直ぐ、左、次は右、真っ直ぐ、左……。
ぱん、と風船が弾けるような音がしたのと、俺が袋小路を覗き込んだのと、同時だった。
男が二人いた。一人は腹から血を流しながら壁にもたれかかっていた。40代ぐらいで目元に傷がある、スーツを着た男だった。
もう一人は真っ白なコートを着て、右目を覆うように包帯を巻いていた。20代ぐらいの白髪赤目で、手には拳銃。銃口から硝煙が、軽く立ち上っている。
人が殺されているのだと、理解するのに数秒かかった。

「……ん、なんだ? ネズミか?」

包帯の男が声を出した。慌てて息を殺して身を潜めた。

「……ふーん。……ああ、待たせて済まなかった。とどめだ。あまり人道的に殺せなくて悪かったな。あばよ」

袋小路から、もう1発発砲音。
緊張と恐怖で吐き戻した。何度も咳き込んで、ああ、気づかれた、殺されるんだな、とぼんやり考えていた。

「……どうだったか? ぬくぬく日向で過ごしてたら地獄に突き落とされた気持ちは」

咳が治まって顔を上げると、包帯の男が顔を覗き込んでいた。
なんとなく、男の顔が俺と似ているような気がした。
口が動かない。喉がカラカラだった。ひゅうひゅうと声帯を空気が通り抜ける音がする。

「……」

男が苛立ちのような表情を見せた。舌打ちが一つ。

「……おい、お前、名前は」
「……紫陽、九十九」
「……そうか」

恐怖のままに名前を教えればなぜか、男はどこか遠くを覗くように俺の顔を見つめた。
生暖かいため息が顔に吹きかけられて、背筋が凍る。

「はぁ……。……気が変わった、逃してやる。お前みたいな弱っちいの、殺しても金の足しにならないしな。それに見られたとはいえ、なにも知らない一般人を殺すのは人道的じゃあない」

赤い目が愉悦気味に、けれどどこか嬉しそうに細められた。
人道的。なにを言ってるんだこいつは。人を殺すことがまず非人道的じゃないか。

「おら、行けよ。このままそこでビクビクしてるって言うなら、殺してやってもいいけどな、ははっ」

嘲笑と共に太ももを急かすように蹴られて、そこで少しだけ正気に戻って、無我夢中で走り出す。
警察を呼んで戻ってきた時には大量の血痕だけが残されていて、事情聴取を受けたあと家に帰された。

震えた足で家に戻れば、親からどこをほっつき歩いていたんだと叱咤される。
いつもの乾いた日々が広がっていて、心の隅であれは夢だったんだと囁く自分がいた。
——疲れた、今日は休もう。
一息ついてベッドに入った瞬間、あの男のぎらついた血潮色の目がフラッシュバックして、飛び起きる。
何度寝つこうとしても、あの鉄臭い数分間の想起がやまない。
その日は眠れなかった。次の日も、その次の日も眠れなかった。
たまに吐き戻した。少し寝転がって休息をとるだけで大量の髪が抜けていた。
学校は1週間ほど行けなかった。バイトはもう行けないと震えながら伝えた。
友達がたまに見舞いに来てくれて話を聞いてくれた。それだけで少し心が救われた。

流石に親も俺を殺したくはないようで、いい先生がいるからと住所が書かれたメモを一枚渡された。
行った先が心療内科や精神病院ではなく探偵事務所だったのは、まあ親らしいと思った。

興津隠岐那さんは、優しそうな人だった。
付き添いしてくれた友人に手伝ってもらいながら、あの日なにがあったか、今どう苦しいのか、吐き出せるだけ吐き出した。

「生きててよかった」

興津さんは、それだけ言って頭を優しく撫でてくれた。

「全部自分で解決しなくてもいいんだよ。怖いのも、苦しいのも、一人でよく頑張ったね。お疲れ様。これからは、僕たちも頼っていいんだよ」

それで、堰き止めていた何かが決壊した。
ぼろぼろ泣いて、友人に背中をさすってもらって、興津さんにティッシュを持ってきてもらって。
ずびずびになった顔で、久しぶりに笑った。

今でもフラッシュバックはたまに起きるし、人と話すことは前よりも苦手になった。
けど、学校には普通に行けているし、誰かに頼る、ということもできてきた気がする。

相変わらず親は俺のことを見ようともしないし、お金を与えてくれるわけでもない。それでも、この乾いた場所が俺の家だ。

バイトは、興津さんのところで探偵の手伝いをすることにした。探偵助手、みたいなものだ。
今はまだ資料をまとめたりするだけだけれど、いつか興津さんと一緒にあの包帯の男を追い詰められたら、なんて思っている。

ちなみに、助手をしてわかったことだけれど、興津さんは生活能力がない。
事務所を立ち上げてからコンビニ弁当かカップラーメンしか食べてないと聞いた時は眩暈がしたし、俺が来る前日に掃除をしたと聞いていた探偵事務所は、倉庫部屋を開けた瞬間雪崩が起こって巻き込まれた。もう少し俺が来るのが遅ければゴミ屋敷になっていた気がする。

今日も5時に起きて、着替えて、学校の準備をして、朝ごはんを2人分作って、家を出て、興津さんに朝ごはんを届けて、一緒に食べて、事務所の掃除をして、事務所を出て、バスに乗り、学校へ向かう。
——この時の俺はまだ知らなかった。

世界が既に変わってしまっていたこと、
俺があの日見た光景はただの世界の裏側で、深淵ではなかったこと。
——俺が、唾棄すべき人殺しよりも悍ましい存在になってしまうこと。

微睡のような平穏が、薄氷の上で成り立っていると知るまで、あと少し。

九十九の詳しいプロフィール

性格:世話焼き、抱え込みやすい。
重要視する単語:真実
得意なこと:家事全般、事務処理
苦手なこと:人との対話、音楽全般
誕生日:8/3
誕生花:マツバボタン(無邪気、可憐)、カンナ(情熱、快活、永遠、妄想)、ブッドレア(恋の予感、あなたを慕う)、サントリナ(悪を遠ざける、うつり気な人)
誕生石:シトリン(愛する喜び、繁栄、元気な心)、ペリドット(愛が満ちる、希望、本当の自分を知る)
誕生色:ヨットブルー(謹厳、完全主義、人脈)
「真実」を追い求める探偵見習い。興津探偵事務所の助手兼ハウスキーパーをしつつ、自分のトラウマの元となった包帯の男を追っている。
助手の時は足を使った調査をすることが多く、現場から持ってきた情報と興津がネットや聞き込みで手に入れた情報を組み合わせて真実を導き出すのが興津探偵事務所のやり方である。
探偵という職業上ルールに従うのが道理だとわかっているが、なかなか重要そうな現場に立ち入らせてもらえないことによくイライラを募らせている。
危うさもあるが若々しい、典型的な正義漢である。

興津隠岐那について

年齢:27歳
性格:楽観的、勘が鋭い。
重要視する単語:思いやり
得意なこと:身元調査など調査全般、人との対話
苦手なこと:家事全般、体を使うこと
九十九がバイトしている探偵事務所の主。生活能力はないが探偵としての腕は一流。
主に身元調査や浮気調査、素行調査などの調査を得意とし、足を使うものは九十九に任せ、自身はネットや聞き込みで情報収集を担当する。
真実を貪欲に暴こうとする九十九に対し、「真実を伝えることで他者の心を傷つけてしまう」危うさを感じ取っているが、自分で気がついてほしいと思いなにも言っていない。

包帯の男について

名前:罷折死織(まかおり しおり)
本名:紫陽十和(しよう とわ)
年齢:22歳
重要視する単語:人道
アルビノを疎まれて4歳の時に両親に人身売買された、九十九の実の兄。
レネゲイドやオーヴァードなどについては信憑性のない噂程度しか知らない非オーヴァード。
九十九はまず自分に兄がいたことすら伝えられていない。
一度変態に買われ、拷問によって右目を失ったあと変態を殺して脱走。そのまま成り行きでフリーの殺し屋になる。
包帯、白髪、白コートと、白尽くめの格好が特徴。相手を苦しませずに殺す『人道的な殺し』をモットーとする。
基本的に殺しの現場を見たものは抹殺するが、九十九を弟だと見抜き、見逃した。
多分捨てられていなかったら結構なブラコンになっていたと思う。

コンボ詠唱

魂を喰らえ、誘惑の道化(フェアトラーク・メフィストフェレス)

「——堕落の使徒、快楽の悪魔。愉悦を湛えし黒き犬よ。——魂をくれてやる。勝利(かち)を証明しろ!」

迅雷よ、この瞬間を貪れ(ベギーレン・アウゲンブリック)

「色よ褪せるな、散りゆくな。流れることなく滞れ。——お前はあまりに美しい」

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 GM 参加者
フルスクラッチ作成 4
1 5/31 crumble days 15 ファウル様 吸い殻様ひぐま様がらこ様白夜様

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