“星屑の天蓋”アビサル・アウレリア
プレイヤー:OziTaso
- 年齢
- 不詳
- 性別
- 女性
- 星座
- 水瓶座
- 身長
- 187cm
- 体重
- 49kg
- 血液型
- 不明
- ワークス
- 幻想動物C
- カヴァー
- UGNイリーガル
- ブリード
- ピュアブリード
- シンドローム
- エグザイル
- HP最大値
- 29
- 常備化ポイント
- 4
- 財産ポイント
- 4
- 行動値
- 5
- 戦闘移動
- 10
- 全力移動
- 20
経験点
- 消費
- +86
- 未使用
- 32
ライフパス
| 出自 | 「昔、遠い海の光も届かぬ底に、私は子どもたちと暮らしていました。……特に語ることもない普通の出自、そうでしょう?」 | |
|---|---|---|
| 群れ | ||
| 経験 | 「エデエデ。きっと今もどこかの海で揺蕩い、自由に生きているでしょう。私はただそれを見守り、そして守るだけ。」 | |
| リーダー | ||
| 邂逅 | 「こう見えて私、腕っぷしには自信がありますよ。私の技術がどこまで人間に通じるのか……知りたくはあります。」 | |
| 好敵手 | ||
| 覚醒 | 侵蝕値 | 「私のような存在は、私の棲む海にはいませんでした。きっと、これは私が深きより賜った恩寵、なのかもしれませんね。」 |
| 生誕 | 17 | |
| 衝動 | 侵蝕値 | あなたは何か、その身体から教えてちょうだい。大丈夫、代わりにこれをあげる。甘く、冷たい。昏く輝く、夢の毒。 |
| 吸血 | 17 | |
| 侵蝕率基本値 | 34 | |
能力値
| 肉体 | 4 | 感覚 | 2 | 精神 | 1 | 社会 | 2 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| シンドローム | 2×2 | シンドローム | 1×2 | シンドローム | 0×2 | シンドローム | 1×2 |
| ワークス | ワークス | ワークス | 1 | ワークス | |||
| 成長 | 成長 | 成長 | 成長 | ||||
| その他修正 | その他修正 | その他修正 | その他修正 | ||||
| 白兵 | 4 | 射撃 | RC | 1 | 交渉 | ||
| 回避 | 知覚 | 1 | 意志 | 調達 | |||
| 知識:レネゲイド | 2 | 情報:動物 | 1 |
ロイス
| 関係 | 名前 | 感情(Posi/Nega) | 属性 | 状態 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Dロイス | 奇妙な隣人 | ― | あなたには協力型レネゲイドビーイングが取り憑いている。この協力型レネゲイドビーイングの形状や名前をはじめとした設定は、GMと相談の上で、あなたが決定してよい。あなたはこのレネゲイドビーイングの協力を得ることで、さまざまな力を使いこなせる。 あなたは《オリジン:○○》をひとつ1レベルで取得する。これには経験点は必要ない。また、通常のルールにしたがって、あなたは《ヒューマンズネイバー》を除く、レネゲイドビーイング専用エフェクトを取得できる。 なお、協力型レネゲイドビーイングはあなたの意識の一部に共生しているため、独立したキャラクターとしては扱わない。よって、攻撃やエフェクトの対象とはならない。基本的にはこのDロイスを持ったキャラクターにしか見えないが、GMが認めるならば、エキストラとしてシーンに登場させてもよいだろう。/『LM』P69 | ||||
| 『エデエデ』 | 慈愛 | / | 悔悟 | 彼女にとって、世にあまねく存在するクラゲのことである。自らが庇護するべき存在であり、そして何よりかわいいものである。 | |||
| “リヴァイアサン”霧谷雄吾 | 信頼 | / | 無関心 | 人間に興味を持つに至った一因。彼の仕事では、人間の可能性を垣間見れる。それを間近で見るのも悪くはない。 | |||
| ― | |||||||
| ― | |||||||
| ― | |||||||
| ― | |||||||
エフェクト
| 種別 | 名称 | LV | タイミング | 技能 | 難易度 | 対象 | 射程 | 侵蝕値 | 制限 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| リザレクト | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 効果参照 | ― | |
| みずからの受けた損傷を回復するエフェクト。 重圧を受けていても使用可能。あなたが戦闘不能になった時か、シーンの終了時に使用する。あなたは戦闘不能を回復し、HPを(LV)D点回復する。回復したHPと同じだけ、あなたの侵蝕率が上昇する。このエフェクトは侵蝕率100%以上では使用できない。/『EA』P129 | |||||||||
| ワーディング | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | シーン | 視界 | 0 | ― | |
| 特殊な物質を空中に散布し、一般人を無力化するエフェクト。 いつでも使用できる。シーンに登場している非オーヴァードのキャラクターは全員エキストラとなる。逆に登場しているオーヴァードは使用されたことが自動的に分かるものとする。このエフェクトの効果は、シーン中持続する。/『EA』P129 | |||||||||
| オリジン:アニマル | 1 | マイナーアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 3 | RB | |
| あなたが動物起源の、あるいは動物型、幻獣型のレネゲイドビーイングであることをあらわす。 そのシーンの間、あなたの素手の攻撃力を+[LV×2]する。ただし、このエフェクトが持続している間、素手をのぞくアイテムはすべて装備、使用不可となる。/『EA』P134 | |||||||||
| コンセントレイト:エグザイル | 2 | メジャーアクション | シンドローム | ― | ― | ― | 2 | ― | |
| 集中力を発揮するエフェクト。 組み合わせた判定のクリティカル値を-LVする(下限値7)。取得時に自分の取得しているシンドロームからひとつを選び、《コンセントレイト:サラマンダー》のように記述して、シンドロームごとに別エフェクトとして扱う。また、このエフェクトは選択したシンドロームのエフェクトとして扱うこと。/『EA』P129 | |||||||||
| 異形の祭典 | 5 | メジャーアクション | シンドローム | 対決 | [LV+1]体 | ― | 3 | ― | |
| 無数の腕や触手を体内から生み出し、攻撃を行なうエフェクト。 このエフェクトを組み合わせた攻撃の対象を[LV+1]体に変更する。このエフェクトは1シーンに1回まで使用できる。/『EA』P65 | |||||||||
| エンタングル | 1 | メジャーアクション | 〈白兵〉 | 対決 | ― | 武器 | 2 | ― | |
| 四肢を触手化させ、巻きつかせるエフェクト。 このエフェクトを組み合わせた白兵攻撃で、対象に1点でもHPダメージを与えた場合、対象にバッドステータスの重圧を与える。このエフェクトは1シーンにLV回まで使用できる。/『EA』P66 | |||||||||
| 踊る髪 | 1 | メジャーアクション | 〈白兵〉〈射撃〉 | 対決 | ― | 武器 | 2 | ― | |
| 髪を飛ばす、動かすなどして、相手を搦め捕るエフェクト。 このエフェクトを組み合わせた攻撃で1点でもHPダメージを与えた場合、さらに対象にバッドステータスの硬直を与える。/『EA』P66 | |||||||||
| 伸縮腕 | 2 | メジャーアクション | 〈白兵〉 | 対決 | ― | 視界 | 2 | ― | |
| 手足を伸ばし、対象を攻撃する。 このエフェクトを組み合わせた白兵攻撃の射程を視界に変更する。このエフェクトを組み合わせた判定のダイスを-[3-LV]個する(最大0個)。/『EA』P67 | |||||||||
| ブレインハック | 1 | メジャーアクション | 〈白兵〉〈射撃〉 | 対決 | 単体 | 至近 | 10 | ― | |
| みずからの一部を他者の体内に潜ませ憎悪をかき立てさせるエフェクト。 このエフェクトを組み合わせた攻撃が命中した場合、バッドステータスの憎悪を与える。憎悪の対象はあなたがシーン内からひとりを選択する。このエフェクトは1シーンに1回まで使用できる。/『EA』P68 | |||||||||
| 骨の剣 | 3 | マイナーアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 3 | ― | |
| 骨の形状を変化させ、白兵用の武器に仕立て上げるエフェクト。 そのシーンの間、あなたの素手のデータを変更する。/『IA』P105 | |||||||||
| 死招きの爪 | 3 | マイナーアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 3 | リミット | |
| 前提条件:《骨の剣》《骨の銃》 片腕全体を巨大な武器に変えてしまうエフェクト。 このエフェクトは《骨の剣》か《骨の銃》と組み合わせて使用する。そのエフェクトで作成または変更する武器の攻撃力を+[LV×5]する。ただし、このシーンの間あなたは他の武器を装備できなくなる。/『BC』P61 | |||||||||
| ウィズダムアップ | 1 | 常時 | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | ― | ― | |
| EXレネゲイドとして言語能力を得たことを表わすイージーエフェクト。 あなたは人間の言葉で会話し、人間の文字を読むことができる。また、《ウィズダムアップ》を取得したキャラクター同士のみが分かる会話を行なえる。たとえば、鳴き声、うなり声が意味のあるものとして伝わるのだ。GMは〈知識:人語〉の判定を行なわせてもよい。/『CE』P75 | |||||||||
| シェイプチェンジ:ヒューマン | 1 | メジャーアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | ― | ― | |
| あなたは人間に変身できる。外見は自由に決定してよい。ただし、変身後の姿は必ず最初に決めたものと同じになる。変身した際、衣服がどうなるかなども自由に決定してよい。 誰かがこの変化を見破ろうとした場合、〈知覚〉の対決を行なうこと。元の姿にはオートアクションで戻れる。/『CE』P75 | |||||||||
| マルチフィーチャー | 3 | 常時 | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | ― | ― | |
| レネゲイドの力で特徴を増やすイージーエフェクト。 あなたは生体特徴(『CE』P74)からLV個選択し、常備化できる。GMが許可すれば、プリプレイで選択し直せる。このエフェクトは、侵蝕率によるレベルアップの効果を受けない。/『CE』P75 | |||||||||
コンボ
海穿つ序曲
- 組み合わせ
- 《オリジン:アニマル》LV1+《骨の剣》LV3+《死招きの爪》LV3
- タイミング
- マイナーアクション
- 技能
- ―
- 難易度
- 自動成功
- 対象
- 自身
- 射程
- 至近
- 侵蝕値
- 8
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
そのシーンの間、あなたの素手のデータを変更する。攻撃力は[28+9*{ElvB}]となる。ただし、このエフェクトが持続している間、素手をのぞくアイテムはすべて装備、使用不可となる。
棘刺す偉大な触手
- 組み合わせ
- 《コンセントレイト:エグザイル》LV2+《異形の祭典》LV5+《エンタングル》LV1+《踊る髪》LV1+《伸縮腕》LV2+《ブレインハック》LV1
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- 白兵
- 難易度
- 対決
- 対象
- [5+{ElvB}]体
- 射程
- 視界
- 侵蝕値
- 21
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- ―
- 4-1+{ElvB}
- 8-{ElvB}
- 4
- 4-1+{ElvB}
このエフェクトを組み合わせた白兵攻撃で、対象に1点でもHPダメージを与えた場合、対象にバッドステータスの重圧・硬直・憎悪・邪毒ランク4を与える。憎悪の対象はあなたがシーン内からひとりを選択する。このエフェクトは1シーンに回まで使用できる。
| 武器 | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 命中 | 攻撃力 | ガード 値 | 射程 | 解説 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 《骨の剣》 | 白兵 | 〈白兵〉 | -1 | [LV×2+5] | 6 | 至近 |
| 一般アイテム | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 解説 |
|---|---|---|---|---|---|
| 生体特徴:毒性所持 | その他 | ― | あなたが体内に何かの毒素を持っていることを表わす生体特徴。 あなたが素手で攻撃を行ない、その対象に1点でもHPダメージを与えた場合、対象に邪毒を与える。邪毒のランクは、所持しているこの生体特徴ひとつにつき1となる。 /『CE』P74 | ||
| 生体特徴:毒性所持 | その他 | ― | あなたが体内に何かの毒素を持っていることを表わす生体特徴。 あなたが素手で攻撃を行ない、その対象に1点でもHPダメージを与えた場合、対象に邪毒を与える。邪毒のランクは、所持しているこの生体特徴ひとつにつき1となる。 /『CE』P74 | ||
| 生体特徴:毒性所持 | その他 | ― | あなたが体内に何かの毒素を持っていることを表わす生体特徴。 あなたが素手で攻撃を行ない、その対象に1点でもHPダメージを与えた場合、対象に邪毒を与える。邪毒のランクは、所持しているこの生体特徴ひとつにつき1となる。 /『CE』P74 | ||
| 生体特徴:毒性所持 | その他 | ― | あなたが体内に何かの毒素を持っていることを表わす生体特徴。 あなたが素手で攻撃を行ない、その対象に1点でもHPダメージを与えた場合、対象に邪毒を与える。邪毒のランクは、所持しているこの生体特徴ひとつにつき1となる。 /『CE』P74 |
経験点計算
| 能力値 | 技能 | エフェクト | アイテム | メモリー | 使用総計 | 未使用| 0
| 6
| 178
| 0
| 0
| 184
| 32/216
| |
|---|
侵蝕率効果表
現在侵蝕率:
設定
星が落ちる瞬間、空は一度だけ嘘をつく。
ほんとは何も変わらないはずなのに、願いだけが先に歩き出す。
届かない光ほど、手を伸ばした指の形をはっきり残す。
─────出典不詳
プロフィール
| 誕生日 | 02月11日 |
|---|---|
| 好物 | 炭酸の泡、ネオンの反射 |
| 嫌物 | 強すぎる日差し、人混みの熱気 |
| 弱点 | 乾燥、周囲の感情の波(怒号など) |
| 趣味 | 人間観察を兼ねた散歩 |
| 特技 | 無音の歩法 |
| 一人称 | 私 |
| 二人称 | あなた/~さん |
| 道徳的アライメント | 秩序にして中立 |
概要
アビサル・アウレリアは、パプアニューギニアに伝わるエルミアという巨大なクラゲが、レネゲイドウイルスによってオーヴァードとしての能力や知能に目覚めたアニマルオーヴァードである。普段は人間の似姿をつくり生活しているが、それは社会への同化というより、観測のための擬態に近い。彼女は人間を、些細な事象で一喜一憂し、騒がしく飛び回る“耳元のハエ”のような存在だと思っている。会話や流行や怒りや恋が、ひどく小さな羽音に見えるからだ。
しかし同時に、彼女はその羽音のひとつが、世界を変えることもあると知っている。事実、都市の片隅で起きた小さな決断が、誰かの生を繋ぎ、誰かの破滅を止め、組織の作戦を覆すことがある。人間はうるさい。だが、うるさいからこそ希望が混ざる。アウレリアはその矛盾を、苛立ちながらも面白がっている。
彼女の戦い方は、相手を殺すより先に「騒ぐ権利」を奪うことにある。複数の対象へ同時に干渉し、動きを縛り、判断を鈍らせ、毒を回して“戦う理由”を溶かす。コードネーム『星屑の天蓋』は、深海の闇に浮かぶ微光が、空を覆う星の膜のように見えるという彼女自身の感覚を言葉にしたものだ。
容姿、外見
人間の姿をとるとき、元の姿故か彼女は女性としては極端に背が高い。187cmという身長は、周囲の視線を意図せず集めるが、本人はそれを気にしない。彼女は「見られること」を屈辱とは感じない。ただ、観測対象が勝手に騒ぐのを、羽音として聞き流している。体重は見た目に比して不自然に軽く、服の選び方と湿った艶のせいで、輪郭が柔らかく膨らんで見えることがある。触れれば中身が希薄であると分かるが、触れられる距離に相手を置くこと自体が稀だ。
肌は光を反射しやすい質感で、暗い場所ほど存在感が強まる。髪は黒に近いが、光源の角度で青紫や銀に転ぶ。瞳はぼんやりと遠くを見ていることが多く、焦点が合っていないように見えるが、実際には周囲全体の“明暗の差”を拾っている。
戦闘時、彼女の擬態は崩れ、傘のような膜と長い触腕が影として増える。発光は星屑めいて散り、微細な光点が空気中に漂う。その美しさは危険の前兆でもあり、見惚れた者から順に動きが鈍る。
性格、人物像
アウレリアは基本的にマイペースで、何事にも興味がないようにふるまう。会話の途中で沈黙が落ちても気にせず、相手が勝手に焦って言葉を足していく様子を、どこかで観察している。その態度は冷淡に見えるが、彼女の内側では「重要でないものは急がない」という秩序が働いているだけである。
彼女が特別に惹かれるのは、「暗闇の中でかすかに光る」という概念だ。派手な光には興味が薄い。むしろ、消えそうで消えない光、誰にも気づかれない光、深海の圧に潰されながらも微かに瞬く光に、強い好意を抱く。だから彼女は、闇の中で頑張る誰かや、劣勢でも折れない小さな意志に、無自覚に引き寄せられる。
人間への評価は厳しい。彼女にとって人間は、些細な出来事で大騒ぎし、耳元を飛び回るうるさいハエのような存在である。だが、彼女はその羽音のひとつが、世界を変えることもあると考えている。うるささの中に、変化の種がある。希望はいつも小さく、だからこそ観測に値する。
はたから見れば、彼女はぼーっとしている。反応が遅く、興味が薄いように見える。しかし、その沈黙は空白ではなく、明暗の差を数えている時間であり、誰の羽音が“世界を揺らす音”になり得るかを測っている時間だ。
能力、技術
アウレリアの能力は「触れる」「絡める」「滲ませる」に集約される。彼女は一撃で倒すより、複数の相手へ同時に干渉し、行動の自由度を削り、状況を固定していく。クラゲの触腕が獲物の抵抗を奪うように、彼女は《エンタングル》で重圧を与え、動くことそのものに代償を発生させる。続いて《踊る髪》で硬直を重ね、反射や回避の選択肢を鈍らせる。
彼女の毒は、即死のためではなく、場を制御するために使われる。身体に回る邪毒は、痛みより先に「判断が濁る」感覚をもたらし、結果として戦意を削ぐ。触れた瞬間に終わるのではなく、触れた瞬間から“終わりが始まる”のが彼女の毒だ。
また、彼女は単独の対象だけを縛らない。《異形の祭典》によって干渉の手数を増やし、複数の敵へ同時に羽音を止めにいく。暗闇の中で散る微光のように、彼女の攻撃は面で広がり、気づいた時にはすでに身動きが取れなくなっている。
経歴、過去
アウレリアが人の姿を学んだのは、人間に興味を持ったからではない。最初は観測のためだった。海と闇の中だけでは、羽音の意味が分からない。騒がしさの理由を理解するには、同じ高さに降りる必要があった。
人として暮らし始めてからも、彼女は人間を軽蔑していた。矛盾に満ち、短絡的で、無駄に声が大きい。だが、その軽蔑は、ある種の羨望と隣り合わせだった。人間は小さいのに、羽音で互いを動かし、世界を変えることがある。観測しているうちに、アウレリアは気づいてしまった。希望は壮大な光ではなく、微かな光点として、騒がしさの中に混ざっている。
UGNと関わるようになったのは、その希望が“非日常”に潰される瞬間を何度か見たからだ。彼女は所属を選ばず、イリーガルとして協力する距離を選んだ。近づきすぎれば、人間の羽音に巻き込まれる。離れすぎれば、光点を見失う。その中間こそが、彼女にとって最も呼吸しやすい観測点だった。
そして『万之瀬 里琴』と出会う。追われる少女の羽音は小さかったが、確かに世界を揺らし得る種類の音だった。アウレリアはそれを聞き分けてしまった以上、知らないふりができなくなったのである。
エルミアについて
エルミアは、パプアニューギニアのマワタに結びついて語られる巨大なクラゲの伝承存在である。民俗学者Gunnar Landtmanがまとめた『The Folk-Tales of the Kiwai Papuans』(1917)には「マワタ沖に棲む危険な“神話的クラゲ”」として『Erumia of Mawata』の項があり、特定の人々に夢の中で現れる存在として触れられている。
伝承の中でエルミアは、海の地形と具体的に結びついている。居場所はマワタ近くの岬『Gésovamúba(ゲソヴァムーバ)』沖合の礁『Tére-múba-mádja(テーレ=ムーバ=マージャ)』とされ、そこにはエルミアの子どもとされる通常のクラゲ(文中では édeéde と呼ばれる)が多い、と語られる。
一方でエルミアは美しい守護の象徴であると同時に、明確な危険としても語られる。粘液質で細長い触手は人を死に至らしめうるほど強い刺傷を与えるとされ、泳ぐ者が触手の気配を見たら逃げるべきだ、という形で“海の掟”として語られる。またその触手は『Bina River(ビナ川)』河口付近でも見える、といった地理的な言及もあり、海の怪異が生活圏のすぐ縁にまで迫ってくる感覚が強調されている。
興味深いのは、エルミアが単なる怪物ではなく、マワタの人々にとって“豊漁や幸運に関わる存在”としても位置づけられている点である。エルミアは魚を守護する霊(本文では村の守護霊的な語り口で示される)として扱われ、夢に現れることが吉兆であり、漁に「良いこと」をもたらす、と説明される。すなわちエルミアは、触れれば死にうる毒と、魚をもたらす恵みの両方を抱えた“二面の光”として伝承されている。
その他
運用
| イニシアチブ | → |
| セットアップ | → |
| マイナー | → |
| メジャー | → |
| リアクション | → |
| クリンナップ | → |
| その他 | → |
成長予定
本文
モチーフ、イメージソングなど
本文
ハンドアウト履歴
シナリオ「Behind The Eyelids」
PC①用ハンドアウト
ロイス:万之瀬里琴
推奨感情 P:庇護/N:不安
キミはUGNと関わりのあるオーヴァード(※)だ。ある日、街を出歩いていたところ、怪しげな集団に追われる一人の少女を目にする。彼女はキミと目が合うや否や、これ幸いとばかりに縋りついてきた。
「助けてください! なんかあの人達、宇宙人がどうだとか言って追いかけてくるんです!」
(※)UGNとの友好的なコネクションがあれば、無所属でも、何らかの組織に属していても構わない。不安だったらGMに相談してくれれば大体OKって言います。
セッション履歴
| No. | 日付 | タイトル | 経験点 | GM | 参加者 |
|---|---|---|---|---|---|
| フルスクラッチ作成 | 54 | ||||
| 1 | 2026/01/11 | Behind The Eyelids | 32 | 田中山 | OziTasoトシヒサShin |