容姿・経歴・その他メモ

・経歴
　貧しい家庭に生まれ、家を裕福にしたい一心で極道に入門した男。
　金を手に入れるためにはどんな手段も厭わず、ただ一つカタギには手を出さないことだけをモットーとし、主に雇われの鉄砲玉や戦闘員として抗争に加わり日銭を稼ぐ。二刀流を戦闘スタイルとし、左の鎧通しで攻撃を弾きつつ隙を伺い、右手に携えた白鞘の小太刀で致命の一撃を与える。特に白鞘はそれを受けて立ち上がれた者がいないことから、いつしか彼は剣を極めた「剣極」、命を確実に断ち切る小太刀は「伝説の白鞘」として恐れられた。
　しかし次第に彼は苦悩する。自分が肩入れした組織が、シノギや或いは他の手段でカタギに危害を及ぼすかもしれない。自分のしていることは間接的に己のモットーと相反する行為なのではないだろうか？
　そんな折、森田は偶然FHの存在とXナンバーズの事件、及びその副産物たる"シルフィードレルム"と邂逅する。日常を脅かされた彼等の事件を知り、森田はFHへ怒りを抱く。
　FHを挫き、日常を守り抜くことが己の生きる道だと決意した森田はUGNの存在に辿り着き、エージェントを志願。そして今へと至る。

・性格
「裏の世界に一般人を巻き込ませない」
　それが森田の美学である。ヤクザの雇われ時代もそれを貫き、一般人をカモにする特殊詐欺や薬物売買は噂を聞き次第現場を潰して回っていた。抗争に加担するだけで形勢が決まることも相まって、極道の世界では災害のような扱いを受け、忌避されているが、一方で森田の強さに惹かれ、彼のいる場所に所構わず現れる舎弟のような者もいる。
　UGNに行っても美学は変わらず、一般人を事件に巻き込まないように細心の注意は欠かさない。
　曲がったことは許せず、見過ごすことも出来ない良く言えば実直、悪く言えば愚直な男。レスバはアホみたいに弱いので突っかかってはあっさり負ける。

・戦闘
　基本は天性の戦闘センスと勘で刀を操る。短刀の刃先が光を反射した次の瞬間には間合いを詰められ、鎧通しによって体勢を崩される。そして放たれた一太刀で身動きも取れない程のダメージを与え、隙が出来た所に致命の一撃を与えるのが森田の定石である。
　彼の本領は両腕のシルフィードレルムが輝く時。左の腕輪が輝くと、彼と戦いを共にする仲間にも先手を打つビジョンが共有される。そして右の腕輪が輝くと同時に彼の太刀筋は炎を纏い、周囲一帯の人間へと絡みつくように襲い掛かり動きが封じられるのである。

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