容姿・経歴・その他メモ

陽気な女子高生。高校３年ではあるが、後輩にも先生にも敬語交じりのっす口調でしゃべるかる～い女。
ひょうひょうとしてつかみどころのない性格に見えて、なんだかんだ人付き合いがよく、義理堅い。秘密も自分からしゃべることは殆どないため、クラスメイトのみならず学年全員にある程度の信頼を得ている。
意外にも銃が好きで、自宅には本物と見分けがつかないほどの銃のレプリカがずら～っと飾ってあるという剛っぷり。自動拳銃もリボルバーもイケるが、個人的に持ちたいのはリボルバーだとか。
親は遠い異国の地で医療で人助けしているらしく、独り暮らし。とはいえ親は銃を飾るとうるさいので、寂しいけれどいいこともあるとポジティブに考えている。
前向きな思考でみんなを励ます、誰からも愛される後輩（先輩）である。



以上、彼女のカバーストーリー。
親は遠い異国の地に旅立っているかどうかすらもわからない。彼女は赤子のまま捨てられ、たまたまUGNに拾い上げられただけである。名もなき彼女に組織はただ、怪物を殺す術だけを身に着けさせた。
それでも彼女がポジティブな思考の持ち主なのは嘘ではない。UGNは非情でも、構成員が皆無慈悲なわけではない。育てられた環境は一般人とは天地ほどの差があれど、それでも彼女の本質をうまく引き出した理解者が傍に居たのだ。
結果、彼女は朗らかな暗殺者と成った。いつだって鼻歌交じりに銃を撃つ。散る血を咲く赫に見立てて、撃つ相手を化け物と断じて。今日の気分はコルト？それともグロック？HKかな？いやいやここは、マテバでしょ！
狂っているのは誰だろうか。殺しすら前向きにとらえる私だろうか。それとも、殺しすら前向きにとらえなければならない世界だろうか。
答えはいつだって引き金だけが知っている。だから引くのだ。教えてくれと。
引き金は語らない。ただ指に従って弾を放って殺すだけだ。

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