ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

大炊御門・Chloé・生麻蕾 - ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

黒白ト御伽ノ兎モノクローム・マーチヘア大炊御門・Chloé・生麻蕾おおいのみかど・くろえ・う゛ぃおら

プレイヤー:紗

・・・・さようなら。

年齢
16
性別
星座
身長
139cm
体重
28kg
血液型
ワークス
UGNチルドレン
カヴァー
学生
ブリード
ピュアブリード
シンドローム
バロール
HP最大値
26
常備化ポイント
6
財産ポイント
0
行動値
10
戦闘移動
15
全力移動
30

経験点

消費
+4
未使用
0
フルスクラッチ作成

ライフパス

出自 大炊御門家当主である父と、愛人のフランス人のもとに生まれる。生まれてまもなく、先天性色素欠乏症(アルビノ)であることが発覚。身体が弱く、屋敷に籠って乳母に育てられる。習い事や勉強など、英才教育を施されてきたが、いくら努力をしても元より期待をされていないのか父も母も写真でしかその顔を見たことがない。
権力者の血統
経験 体調が安定してきたため初めての通学を、高校生にして始める。自身が落ちこぼれであるという劣等感に苛まれて育った結果が、乳母以外には心を開かなくなってしまった生麻蕾だったが、そんな孤独な殻を打ち破ったのが柴田 俊朗だった。彼は無口で誰ともコミュニケーションをとらない彼女に、熱心に接し続けてくれたのである。次第に彼女も心を開いていき、胸が温かくなる感覚を知るもそれが恋だと気付けないほど、彼女の心は幼かった。
初恋
邂逅 柴田 俊朗に対して大きな恩を感じている。外の世界が怖かった、人と接することなんてもっての他。貴方はmon rayon de soleil(私の太陽)どうか、これからもずっとあなたの傍に。
恩人
覚醒 侵蝕値 覚えていない。ただ、その時から、体調が安定するようになった。保護がどうのと、世界平和がどうのと、UGNチルドレンとやらになったが、俊朗の居るこの世界を守れるのなら、この役目も受け入れられる。
忘却 17
衝動 侵蝕値 家族に、親愛に、愛に.....私の世界には愛が足りていない。私を取り巻く全ては私を愛さない。誰か私を愛してください。そうでなくても、私を見てください。人は一人では生きてゆけないのなら、きっと私は非人間なのだ。誰か、私を人間にしてください。誰か、この穴を埋めてください。
飢餓 14
侵蝕率基本値31

能力値

肉体1 感覚3 精神4 社会2
シンドローム0×2 シンドローム1×2 シンドローム2×2 シンドローム1×2
ワークス ワークス1 ワークス ワークス
成長1 成長 成長 成長
その他修正0 その他修正0 その他修正 その他修正
白兵 射撃4 RC1 交渉
回避1 知覚 意志 調達1
情報:UGN1

ロイス

関係 名前 感情(Posi/Nega) 属性 状態
柴田 俊朗 純愛 偏愛 mon cœur。貴方が私の生きる糧。
鈴村 琴音 信頼 恐怖 唯一、なんの気兼ねもいらない人間。いつも私を娘のように接し愛してくれている。私が不満をぶつけることができる唯一の人物でもある。
両親 尽力 劣等感 私の努力が足りないから、私の体が丈夫じゃないから、私がかわいくないから、きっと興味がないのだろう。どうすれば彼らの愛を受けられるのか、幼いころからそればかりを考えていた。
橘 亜理佐 誠意 猜疑心 嘘つき。
天道朝陽 好奇心 不安
レベッカ・ハケルンベルク・立花 誠意 猜疑心
柴田 俊朗 純愛 偏愛

エフェクト

種別名称LVタイミング技能難易度対象射程侵蝕値制限
リザレクト 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 効果参照
(LV)D点HP回復、侵蝕値上昇
ワーディング 1 オートアクション 自動成功 シーン 視界 0
非オーヴァードをエキストラ化
コンセントレイト:バロール 2 メジャーアクション シンドローム 2
クリティカル値を-LV(下限値7)
コズミックインフレーション 1 セットアッププロセス 範囲(選択) 2 ピュア
空間に満ちるエネルギー反転させ、力の及ぶ範囲を拡大するエフェクト。すべての事象はあなたの支配下にある。このエフェクトを組み合わせたエフェクトの対象を範囲(選択)に変更する。このエフェクトは1シナリオにLV回まで使用できる。
黒星の門 1 メジャーアクション シンドローム 2 ピュア
空間を高重力によってゆがませ、距離を捻じ曲げるエフェクト。このエフェクトを組み合わせた場合、「あなたと同じエンゲージにいるキャラクターを対象にできない」と記載されたエフェクトでも、同じエンゲージに対して使用できる。また、このエフェクトを組み合わせた判定のダイスを+[LV+1]個する。
時の棺 1 オートアクション 自動成功 自身 視界 10 100%
一瞬だけ時間を止め、相手の行動を阻害するエフェクト。たとえ刹那であっても、時間停止という奇跡はあなたに大いなる勝機をもたらす。相手が判定を行う直前に使用する。その判定は失敗となる。[難易度:自動成功]のような、判定を行わないものには使用できない。このエフェクトは1シナリオに1回まで使用できる。
巨人の斧 1 メジャーアクション 〈白兵〉〈射撃〉 対決 武器 3
重力を操作することで、武器の見かけの重量を増価させ、攻撃力を増すエフェクト。このエフェクトを組み合わせた攻撃の攻撃力を+[LV×3]する。ただし、このエフェクトを組み合わせた攻撃の判定のダイスを-2個する。
ディメンジョンゲート 1 メジャーアクション 自動成功 効果参照 至近 3
空間を捻じ曲げて、遠く離れた自分が知っている場所に繋がるゲートを作り出すエフェクト。ゲートはドアのような形にして固定しておくことも可能であり、他のキャラクターも利用できる。ただし緊張状態では使用できないため、戦闘中や緊迫した状態でこのエフェクトを使用することはできない。GMはこのエフェクトの使用を禁止してもよい。
ポケットディメンジョン 1 メジャーアクション 自動成功 効果参照 至近
空間を捻じ曲げて、あり得ないはずの空間を作り出すエフェクト、これによって2階と3階の間にもうひとつ階を作ったり、押し入れの中に体育館並みのレクリエーションルームを作ることもできる。もしこの能力で隠れている者を見つける場合は、<知覚>による判定を行うこと。
帝王の時間 1 メジャーアクション 自動成功 自身 至近
周囲の時間流を操作し、他社よりもゆっくりと流れる時間の中で、だれにも邪魔されずじっくりと調べ物や読書、趣味の時間を過ごすエフェクト。緊張状態では使用できないため、戦闘中や緊迫した作業の場面では使用できない。
魔王の玉座 1 常時 自動成功 自身 至近
重力を操作し、常に空中を浮遊して行動していることを表すエフェクト。重力に縛られることなく、常にゆったりと行動するその様は魔王のごとしである。ただし、急速な動きはできないため、戦闘中にこのエフェクトの効果で空を飛んでいることはできない。
灰色の庭 4 セットアッププロセス 自動成功 単体 視界 2
敵の重さを増加させ、素早さを下げるエフェクト。重力と事象を支配するあなたの前では、だれであれその実力を発揮することはできない。そのラウンドの間、対象の【行動値】を-[LV×3]する。

コンボ

武器常備化経験点種別技能命中攻撃力ガード
射程解説
拳銃 6 射撃 〈射撃〉 -1 3 - 20m
ショットガン 射撃 〈射撃〉 -1 5 10m 同一エンゲージの相手に対して攻撃力+2

経験点計算

能力値 技能 エフェクト アイテム メモリー 使用総計 未使用/合計
10 6 118 0 0 134 0/134
侵蝕率効果表

現在侵蝕率:

容姿・経歴・その他メモ

大炊御門家。
平安時代より起源をもつ御大家で、昭和22年の華族制度が廃止されてからは、あまり名を聞かなくなったが、今でも裏で大きな権力を持つ家。
現当主の大炊御門 芳次(おおいのみかど よしつぐ)は本妻の他に多くの愛人を持ち、100を超える子供がいる。
その子供の一人が大炊御門・C・生麻蕾である。

生まれたばかりの彼女は、先天性色素欠乏症である事が発覚。
芳次は勿論、フランス人の母も、彼女への興味を失ったのか、乳母として若い女を雇い、莫大な生活費と別荘の一つを明け渡し、それきり顔を見せなくなった。

ーーーー

鈴村 琴音はその当時、16歳の高校生であった。
しかし両親は既に他界しており、親戚も頼れず天涯孤独の身。
楽天家である彼女も流石に堪え、高校の中退を決意しかけた時、彼女は割の良すぎるアルバイトを見つける。
世間の世の字も知らぬ彼女は、何も疑うことなく、藁にも縋る思いでそのアルバイトを引き受けることにするのだった。

面接は簡単に、美男美女のご夫婦?がこの家に住み込みでベビーシッターをしろとのこと。
「家賃まで浮くんですか!?」舞い上がった彼女は、膨大な契約書の山に、何知らぬまま判子を押すのだった。

私の仕事相手はどんな子かと、ベビーベッドをのぞき込んでみれば、まるで陶器のような美しい白い肌、美しい宝石のような赤い瞳を持つ赤ん坊がそこにいた。
中々泣くこともなく、ただ静かにこちらを見つめる彼女を見て、「なんて愛おしいの。」と目をハートにして呟いたのが運の尽きであった、「そうだろうそうだろう、君に任せて正解だったな」ハッハッハッハッーと男女が笑って肩を叩かれれば、二人はそのまま去って行ってしまった。

家に取り残されれば、彼女と二人きり。
色々生活環境を整えていく中、気づいたことは一つ。
新生児相手に学生のままでは彼女を育てられないのではないか。
兎に角高校には休学の手続きを、お金は沢山あるとはいえ無駄遣いは禁物だと乳母としての自覚が目覚め始めていた。

「だぁーーーー!!もーーむり!!!!」
それもそうだ、昨日までただの高校生だった自分がワンオペ育児だァ??無理だよ無理!!!
こんな仕事辞めてやるーと電話してみれば、「契約書はお読みになりましたか?」と弁護士さんが応える。
へ.....ええええええええ!!!!!!
どこを読んでも向こう20年をここで生活しなければならない旨の書類が何十枚もあり、そのどれにも、自身のハンコが押されているのだ。
弁護士さんやいろんな方に相談してみたが、すればするほど、私はもう後に引けないのだということを自覚させられるのであった。

ーーーー

私は愛されていないのだろう。
私、大炊御門・Chloé・生麻蕾が、初めてそう自覚させられたのは幼稚園の頃だった。
体調が優れている日にしかいけない幼稚園を、毎回楽しみにしていたっけ。
とある日、久しぶりにお友達に会えると思った日のこと。
「貴方、パパとママに捨てられたんですって、おかわいそう。」
と一人の女の子がどこで聞きつけたのかそんなことを言ったのだった。
最初は何ともないと思っていた、意味も理解していないし、周りの子たちは私に注目して色々質問をしてくれたりしたからだ。

しかし、自体は悪い方向に進んでいっていた。
私はそもそも月に2~3程しか、幼稚園には通っていなかったような記憶だ。
私が行っていない間に、噂に尾ひれがついて、久しぶりに通った時には、「髪の色が変だから捨てられた。」「産まれてきてはいけない子だ。」「可愛くなくて捨てられたのだ。」などと、最初はかわいそうだとか、好意的な視線だった全てが、悪意に満ちた言葉に代わっていた。
次第にそれはいじめに発展し、様々な嫌がらせをされ、抵抗や誰かに相談するなどと幼い子供に判別などつかず、私は幼い故にそれがコミュニケーションの一環なのだと認識していた。
しかし、とある猛暑の日、いじめをしていた子達が私を外に連れ出し、悪ふざけで日光の元縛り付けた。
その時の記憶はほとんどないが、それから二度と幼稚園にはいくことはなくなった。
目が覚めると泣きながら琴音が私を抱きしめていた。
それがうれしくて暖かくて、やっと私も涙を流したのを覚えている。
でも、心に負っていたものまでも涙とともには洗い流しだせず、こんな時パパやママというものは心配になって駆けつけてくれるもののはずだと、それこそが愛なのだと絵本で読んだのだが。

私はどうやら愛されていないようだ。

ーーーー

人と関わる事は苦手だ。
そもそも、身体がそれを受け付けないのだ。
でも習い事や勉強なんかは片っ端からやった。
どれも家でできるし、家には琴音も親友のラヴィちゃん(ぬいぐるみ)もいるから、家庭教師ぐらいはへっちゃらだ。
具合の悪い私を心配して、琴音は習い事なんか減らすように呼びかなどしていたようだが、琴音にはその権限がないらしく、いつも心配そうに私を眺めていた。

ふと、生け花をしていた時のこと。
これをお庭に飾ったらすてきなんじゃないかと、こっそり庭に出て行ったのだ。
お花を置いてしばらく眺めて満足し、家に帰ろうと振り返ったとき、フラッと眩暈がして、そこからまた記憶がない。

気が付いたら、おかしな施設。
それと、不思議な能力が使えるようになっていた。
どれも便利なものだけど、知らない人に囲まれて琴音もラヴィちゃんもいない空間に閉じ込められて。
どうしてあの時、外に出たのだろう、琴音に何度も叱られていたのに。
後悔に苛まれながら毎日一人で泣いていたのを覚えている。

力を上手に使えるようになったら、お家にも通えるし、学校なんかも行っていいとUGNの職員いわれた。
そんなところ行きたくないけれど、確かに、体調が少し良くなってきている気がする。
それから暫くして、やっと琴音に再会が叶った。

ーーーー

高校に通うことになった。
転入生とやってきた私に、周りの人間は群がってきた。
そもそも奇異な見た目で、身長も小さく、碌な返事もできず、たまに出てくる言葉はどれも相手を拒否するような言葉だ。
次第に誰も私に近づかなくなった。
でも、幼稚園の頃のような、幼稚ないじめはなかったし、ただ私は空気で居るだけ、家に帰れば琴音がいるし、この変な能力の訓練はちょっと嫌だったけど、別になんてことはなかった。

とある日、隣の席に座っている柴田 俊朗が教科書を忘れたらしく声を掛けてきた。
仕方がないので教科書を見せてやると、ずうずうしくも、しつこく私に話しかけてきた。

それからというもの、彼はしきりに私を気にかけるようになった。
昔信じていたお友達とやらにも裏切られた経験もあったし、人を信じないのが私という人間なのだが、その時から私は空気ではなくなったのだと思う。
毎日彼が私に挨拶したり話しかけたりしてくれた。
でも私はぶっきらぼうに返した、ちょっと照れ臭かったり、怖かったり、いろんな感情あってのことだが、我ながらひどいことをしたな思っている。

ある日、UGNから初めてお仕事に向かった。
こんなよくわからない力を使って、よくわからない物と戦った。
すごく怖かったし、怪我だってした。
直ぐに治る体ではあるが、そのまま授業を受けるわけにもいかなくて、一人蹲って泣いていた。
誰かに愛されて、誰かに慰めてほしいと強く願ったが、ここには琴音もいないし、頼れる相手は誰もいない。
そう思っていた。

そんな時、なぜか俊朗の声が聞こえた。
「やっぱり生麻蕾の声だったか。」
体育館倉庫の端で泣いていた私を俊郎は見つけ出したのだ。
彼は跳び箱の上に座って、私を落ち着かせようと、「どうした?何かあったか。」と声をかけてきた。
何も言えるはずはない、言えるはずがないのだが、彼の言葉に一挙手一投足が私への優しさに満ち溢れていた。
私もどうかしていたが、気づいたら敏郎の胸に抱き着いていた。
彼も最初はドギマギしていたが、気づけば私の背中を優しくたたいてくれていたのだった。

それから私は彼にお礼をしようとマカロンを焼いてきたのだった。
彼は「なんだこれ?食べ物か?」と衝撃の発言をしていたが、口元に突っ込んでやったらとても喧しい顔をして喜んだ。

敏郎と色んなことをするようになった。
いつの間にか、私は彼を親友だと思うようになっていた。
いつもそそっかしくて、おバカで変な人だけど、優しくて、何より私を誰よりも見てくれる人。
彼といるといつも心がポカポカして、毎日の彩がまるで違って見えてくる。
きっと愛ってこういうものなんだなと感じている。

私は愛し愛されている。
この世界に私の味方がいるのだ。
これを自覚してから、UGNの仕事も怖くなくなった。
本当に不思議だな。
私は彼に守られているけれど、彼の世界を守っているのも、また私なのだ。

今の私はそんな自分をほんの少し好きでいられる。



履歴

【設定】

➤名前:大炊御門・Chloé・生麻蕾(おおいのみかどくろえゔぃおら)
➤年齢:16
➤好き:紅茶と甘いお菓子、琴音、敏朗。
➤嫌い:他人、野菜、お肉、
➤職業:
➤特徴:

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No. 日付 タイトル 経験点 GM 参加者
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