容姿・経歴・その他メモ

「月の翳りは時の流れが晴らす。
　　　　────なら、私の記憶も、いつの日か…」

UGN・N市支部の支部長を務める女性。黒スーツの姿が特徴的で、月光にも似た美しい銀髪をたなびかせている。
ノイマン特有の思考速度を活かし、UGN支部長として働いている。稀に休暇を手に入れたとき、持ち家である喫茶店を開き、マスターとして日常を過ごす。

また、長らくノイマンのピュアブリードとされていたが、最近になってオルクスの力に目覚め（自覚し）た。

⬛︎経歴
オーヴァードの戦闘によって壊滅したとされる中東の街で、幼い彼女は発見された。
彼女以外にも複数の子供達が発見されており、皆UGNチルドレンとして保護された。発見者が視察に訪れていた霧谷であること、子供達が日系人であることなどの理由によって、彼等は日本支部に在籍することになる。
内何名かは律との血縁関係があることが精密検査によって発覚しているが、彼女たちに関する記録の一切がなく、肉体年齢も検査ではほぼ一致していることから、誰が兄で誰が妹かわからない、ということになっている。
現在は、そんな兄弟たちと緩やかな連携を取りつつ、自身の出生の謎を追っているが、一切の手がかりは見つけられず、またUGN支部長としての激務が加わり、調査は難航している。
名前は自分を世話してくれた者から与えられた。誕生月も、名前を授かった月となっている。そのため、本当の名前は知らず、誕生日もわからない。

⬛︎戦闘
戦闘では、愛銃であるボルトアクションライフルを使用し、後半支援に徹する。戦術家としての側面を持ち合わせており、指示を出し、支援射撃を通してチーム全体の戦闘を円滑に進め、戦局を有利に運ぶことを役目としている。
また、最近になって自覚したオルクスとしての力も断片的に行使することで、彼女の役目は更に板につくことになる。
オルクスの力に気付いたきっかけは、侵食率が進んだ状況下で覗く、ライフルスコープに映る視界に、あの日の廃墟…《古城》が見えたことに起因する。

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