容姿・経歴・その他メモ

【本名】
ドローレス・カメリア・ヒメネス・ギリック

スペイン語圏はファーストネームとミドルネームを合わせた愛称があり、ローレリアと名乗るのはそのため。
コードネームを嫌っているためドローレスと基本名乗らない。
ファーストネーム・ミドルネーム・両親の名字がつくので本名はかなり長い。

【コードネーム】
「嘆きの死神」は後述する事件の被害者だったこと、本名の「ドローレス」が「哀しみ」を意味するため。
オーヴァード覚醒後～UGNに入るまでシカリオ（殺し屋）として冷酷な殺人や拷問を続けてきた異名をそのまま付けられた。

【経歴】
メキシコ出身で検事の父を持つ、エリートかつ裕福な家庭の子女だった。
父似の優秀さで義務教育終了検定を受け、故郷のメキシコで高校課程を既に修了している。
麻薬カルテルの裁判で脅迫に屈しなかった父への報復で、母とともに凄惨な方法で殺害される。
殺されたその場で覚醒し、オーヴァードの知識を持つ麻薬カルテルに「シカリオ（殺し屋）」として利用されてきた。
シカリオは殺しの技術よりも度胸（精神力）がモノを言うので、ワーディング張って楽に仕留めていた。
…とはいうものの、凄惨な拷問や殺害方法で殺人を続けてきたので生前と人格は大幅に変貌してしまっている。
麻薬カルテルが自分の偽装死体を母の遺体とまとめて家に放置したため、父は検事を辞めて復讐の道を選んでしまう。
痕跡を消して失踪した父だが、FHセルと繋がったカルテルのシカリオ（殺し屋）になったという噂があるのみ。

遺産管理局の保有する遺産の適合者としてアッシュ・レドリックに見出される。
政治的な思惑で適合者としてUGNに入ることとなり、いきなり本部エージェントとして訓練と戦闘に入る日々。
アッシュ・レドリックに心酔しない可愛げのなさもあり、日本支部を探るよう送り込まれた。
霧谷雄吾が同情する出自や経歴を丁寧に伝達されていたため、日本支部の転属はスムーズに済んだ。

【UGN N市支部】
麻薬カルテルのシカリオ（殺し屋）時代の価値観やアッシュ・レドリックの教えもあり厳罰主義。
とはいえオーヴァードやレネゲイドビーイングの社会復帰や互助に人員や予算を大幅に割いている。
アッシュ・レドリックの部下だったので敵に回したら絶対にヤバいと恐れられつつ、非オーヴァードに対しては「竹馬の友」でがちがちに取り巻きを固めたりとアッシュ・レドリックの人心掌握術を悪い意味で真似ている。
…業務の合間、生き別れた父の行方を探って自分のタイムリミットが近づいていることに悩む姿は誰にも見せていない。

【高校生活】
飛び級で高校に通っていた時は友達が出来なかったので、同年代の子供と通学する新鮮さを感じている。
とはいえ経済的にも家庭環境も恵まれた日本の学生に対し、甘ったれた子供とやや見下しているのは否めない。
外国人かつ鼻につく傲慢さのある性格だが「竹馬の友」でゴリ押しして学生生活はそれなりに順調。
ボッチが余裕なメンタリティのため、霧谷雄吾が願うような大切な友人を作って…という深い友人付き合いは無い。

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