偽物の金物。無価値な鉱物。

親に身売りされ、賢者の石の適合者を生み出す実験に参加させられた元実験体。
見た目だけは美しい鉱物を胸に埋め込んだ彼の価値は極めて低い。
賢者の石ほどの出力も神秘性も持たず、ただ光を反射するだけのその宝石につけられた名前はバイライト。
それが彼の名前だった。

エフェクト方針について

「もしも賢者の石を所持していたなら真っ当に強いはずのビルド」をコンセプトにあらゆる判定のダイスを増加させられる援護の風と砂の加護を取得した。
C値減少エフェクトも取得したいが、攻撃力固定値を確保するために断念。
彼には賢者の石は宿ってないのでC値を下げるエフェクトは別になくても良い。

性格面

生みの親にも実験を行った研究者にも不要な存在として扱われた経験を持つため自己肯定感が低い。
自分は他人に必要とされていないという考えが根幹にあるため、行く先を伝えずに突然行方をくらませたり自分の意見を聞かれない限り答えない場合があるなど身勝手な奔放さを持っている。
承認欲求や自己顕示欲を自身である程度満たせる性質で他人に必要とされないことを不幸と嘆くことはなく、本人は本人なりに幸せに生きようとしている。
ラピダリーの手によって一人前のエージェントとしての技能は一通り仕込まれているが、上記の性質から協力関係を築き上げるのが下手。
簡潔にいうと共感性が低く他人に気を使えない。

経歴

10歳でレネゲイド関連の研究所に売られる。
最終的には賢者の石に適合するオーヴァードを生み出す研究の実験体として扱われるが、当時は強制的にオーヴァードを覚醒させる研究の実験体として売られた。
15〜18歳までは実験対象として監視されつつ、UGNエージェントとして活動しており、その期間中にラピダリーからエージェントとしての心得や技能を教え込まれた。
19歳の頃に賢者の石の適合する実験にて愚者の黄金を発現。研究者たちは能力が固定化した（Dロイスを取得した）分倍河原を「これ以上発展する可能性がない行き詰まった存在」と評価して実験対象から除外した。
20歳になった分倍河原は「クソ親からも実験からも解放されたし、成人したから自分で家も借りられるし、酒も飲めるしラピダリーさんもいるしめっちゃハッピー✌️私の人生はここから始まる」と心躍っている模様。
胸に宿る愚者の黄金は「服を着る時に邪魔だな…」くらいに思っている。

RP傾向、小ネタ

一人称:私
二人称:貴方、〜ちゃん、さん
他人とは一線を引いて接することが楽だと知っているが、一歩踏み込んで関わる方が楽しいことも知っている。人と関わるのが好きだが人間関係の構築が下手なタイプ。
性別について:幼い頃の実験中に内臓の一部や生殖器を摘出されているため、肉体的にどちら寄りでもない体をしている。性自認も曖昧であるため性別は不明という形をとっている。
ラピダリーに向ける感情はあくまで友愛や親愛。
奪われた部位:生殖器、右目、舌の一部、内臓の一部

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