覚醒時に遺産が暴走し父親と兄弟全員が石にされ、そのショックで精神にかなりのダメージを負ったようです。（蛇王の外套タイプの遺産にそのような性質があるのかは現在調査中です）

生存している母親は数年前に不倫のせいで離婚しており話を聞いてもらえる状況ですらなかったです

また現在彼が口にしている黄金の君主や大ルーン、などといった単語については現在販売されているゲームに出てくる言葉のようです、彼の家にはそのゲームがあった事から家族の誰かがそのゲームをプレイしていてそれを眺めていた、という事なのでしょうか。

いずれにしても彼は少し言動に癖が有りますが適正試験でも優秀なエージェントとしての素質を示した為仕事を任せても良いのではないでしょうか。　担当監督

「彼は初任務の時に接木、と称して討伐したジャームの腕を自身の身体に押し付け、くっ付けようとしていたのかな…」
「慌てて僕は取り押さえたんですけども…そのジャームの腕を押し付けた所からその、腕が生えてきましてね…流石にビックリしました」
「勿論キュマイラの因子が特に濃い方なら腕を増やして攻撃する、といった事が可能なのは知っていましたけども戦闘中はそんな素振りも見せなかったので…」
「ハッキリ言って不気味ですし怖いですよ。傷口にジャームのレネゲイドウイルスが入って自分もジャームになるかもしれない危険な行動です」
「暫くは訓練とメンタルケアを重点的に行う事を推奨します」　訓練教官

現在彼が戦闘中に生やす腕の数は10本で、これからもこの悍しい儀式を行うのかは不明です。しかし彼の中では家族全員生きておりなおかつ仲が良いと思えている事だけは幸いなことなのではないでしょうか。　人事部