プラチナブロンドのロングヘアーをたなびかせる大人びた色気を放つ女性。
プロポーションもよくまるでモデルのよう。
服装は黒の物を好んで着ており、頭にはワンポイントとして青い花の装飾をつけている。

元々は一般家庭出身でレネゲイドには何の関わりも無く暮らしていたが、ある日ジャームの起こした事件に巻き込まれそのときの余波でいつの間にかオーヴァードとして覚醒していた。
その後UGNに保護され当時その事件の解決に当たっていたエージェントを師匠にRCの技術を磨き自衛程度は行えるようになった。

しかし、本来ならそこで彼女は日常に戻るはずだったが幸恵自身自分と同じ境遇の被害者を出したくないという思いから師匠となったエージェントが所属していた支部に所属し、事件解決に協力するようになった。

その後、彼女はめきめきと実績を上げそのサポート能力と相手の攻撃を全て吸い寄せながらも生還する姿から敵からは出会ったら不幸になるという意味で味方からはどんな現場からも生還する姿を讃えて｜悪運《ラックイーター》というコードネームを授かりながら支部長の地位へと出世した。

幸恵の趣味でBLACK CATSという喫茶店を模して経営している。
所属している支部メンバーは皆が客または従業員として出入りしている。

依頼をするときはカウンター席にて幸恵に裏メニューとしてスティンガー（カクテルの一種で危険の香りという意味を指す）を注文すると奥の部屋へと案内されそこからディメンジョンゲートを通って支部へと案内する手はずになっている。

中は幸恵のモルフェウスとバロールのエフェクトによって外からは想像がつかないほど拡張されており、支部メンバーの個室や警備室、医務室、戦闘シミュレーションルームなどなど様々な設備が充実してる。

砂の加護や妖精の手と行ったエフェクトで味方をサポートしながら敵からの攻撃をカバーリングorガードする支援兼ガード役を務める。
奥の手として一度だけとっておきが使えると本人は話しているとか。

冷静沈着で任務の達成を第一に考える合理性主義者な面が強いため一見クールで近寄りがたい印象を受けるがその実心配性で仲間思いかつ子供っぽい所もある優しい支部長。

恩には誠意で仇には敵意をもって対応することをモットーにしている。

その性格故に支部内では色々と腹に一物を抱えているメンバーも多いが気にすること無くありのままを受入れて仲間に引き入れている。

口調:｢ほほう｣、｢なるほどね～｣、｢わかったよ。｣、｢いいね。それでいこう｣
一人称:私
二人称:｢～君｣、｢～さん｣、｢キミ｣

師匠となったエージェントと共にある任務に当たっていたとき悪辣なジャームの罠によって想定外の事態が発生し片方が残って被害を食い止めなければ周囲の人に被害が及ぶ自体となってしまう。

結果的に自分か師匠どちらかが死ななければいけないという状況に陥ってしまい彼女自身は自分が死にたくないという生存本能からの葛藤と師匠には待っている人がたくさんいるという事実を知っているためそんな師匠を見殺しにするのかという良心の葛藤から決断をすることができなかった。

しかし、先輩は冷静に幸恵が生き残った方がもっとたくさんの人を救える事と若い命を守るのは先輩として当然だという判断から彼女に生き残るように命令した。

結果的にその任務ではたった一人のエージェントの死亡以外被害者は出ず被害も最小限に抑えられた。
その素晴らしい成果から彼女は時期支部長候補として抜擢されることとなる。

しかし、彼女はそれを重荷として感じており今でも自分の行動を後悔しておりせめてこれからは後悔するような選択はしないように落ち着いて冷静に判断をするように心がけている。

そんなあるとき彼女はある任務の報酬からとある遺産を受け取ることになる。

それは果たして彼女を冷徹な機械へと変える後悔の呪縛となるのか、過去を乗り越え前へ前進するための福音になるのかはまだわからない。