容姿・経歴・その他メモ

モチーフは、不思議の国のアリスの白うさぎです。

履歴

■性格
心優しい一般家庭に育った普通の少年（だった）。
わりと人に流されやすく、でも明るく毎日を楽しく生きている。
真面目で彼なりに準備等を頑張っているのだが、元来の不器用さや少々不運体質なのもあって、
だいたいいつも遅刻なりイレギュラーなりで焦っている。振り回され体質。
「あれ、ちゃんと準備して家出たのにまた遅刻しそう、な、なんで…？？？」
（信号引っかかりまくったり体調不良の人助けたりしたから）


■出自「姉妹」
歳の離れた（差7～8歳くらいを想定）妹がいる。
ある程度年齢が育ってから生まれた妹だったため、それはそれは嬉しく、子供ながらにとてもかわいがっていた。
習いたての音読を披露し、しょっちゅう妹に絵本を読み聞かせていた。一番よく読んでいたものは『不思議の国のアリス』
今でも妹とは仲が良い。


■経験「力の暴走」＆覚醒「犠牲」
昔から、生きている中でときたま不思議なことが身の回りに起こっていた。
気付いたら庭の薔薇がみごとに剪定されていたり、公園で小動物と仲良く遊んでいるように見えたり、と些細な出来事だったため
家族や周囲の人間は、小さいころにはよくあること、とそこまで気に留めていなかった。
ただ、どこからその情報を得たのか、UGNが保護にFHは力の偵察に動き出してしまう。
不運なことにFHのほうが動きが速く、FHはショック療法とばかりにあろうことか妹と二人で遊んでいる彼に襲い掛かった。
幸か不幸か、FHの目論見は的中した。
どうにかして妹を守りたい。そう強く願った瞬間、彼の力は暴走する。
大地がうねり、槍が突き出す。ただ、かろうじて繋ぎ止めた彼の精神は「妹を怖がらせないこと」を考えていた。
その思いが表出したのか、大地から出てきたそれは単純な土気色ではなく、トランプの兵士の形をし血を吸ってハートに染め上がっていた。
UGNが到着した頃には、すべてが終わり明らかに隆起した公園と散らばったハートの中に、子供が二人、取り残されていた。
その光景は恐ろしいにもかかわらず、どこか現実味が全くない、御伽噺のワンシーンのようにも映る。

そう、彼は白うさぎ。Wonder land の案内人として、主人の思うままに世界ごと形を変えてしまうのだ。


■邂逅「主人」
UGNに保護された後、一度だけ支部長とあったことがある。
そのときに強い意志力/判断力を本能で感じ取った彼は、直感的にUGNに所属するのであればトップはこの人だと確信する。
オーバードが目覚めたことにより、レゲネイドウイルスの影響が濃くなった結果、
（なぜか）性格も白うさぎに寄って「主人（アリスでいうハートの女王）に絶対服従」と本能的に思うようになる。
あまり表には出さないが、主人からの命令は絶対、つまりUGNの指令も絶対と思っている節がある。
ちなみに支部長とあったのはその一度きりで、具体的にどんな人なのかとかは一切知らない。


■衝動「自傷」
暴走の事件も自分に能力がなければ起こり得なかったし、普段からうまくいかないことも多いし、足手まといだし、
UGNのためにもなれないのならば…ぼくなんていなくてもいいんじゃないかな…
完全に思考が内へ内へ負のスパイラルに陥っていく。
多分彼の自傷は領域内を完全に茨で取り囲み、衰弱を選ぶ。諦観や逃避に近いかも。それを邪魔されることを極端に拒む。
「煩いな…ぼくの領域内に入らないでよ、ぼくはこの Wonder land ですべてを終わりにしたいんだ…」


■その他メモ
・矢神秀人に関しては、命令されたままを素直に受け止めているため、FHなのかな～？と思っている
・基本UGNで生活しているが、家族とは普通に仲良し。
　UGNのことを言っているわけではないので、全寮制の学校に通うとか何とかでごまかして、ときたま実家に帰って泊まるみたいな
　大学生みたいな暮らしをしている。
・彼の魔眼は懐中時計です。（だから食言（約束をやぶること）を遅刻と読ませています）

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