容姿・経歴・その他メモ

概要

・誕生日・・・8/10（ライオンの日）
・イメージソング・・・「ANIMA（ReoNa）」

困っている人は放っておけないお人よし。自分が今生きているという事と、支えてくれてきた人達への感謝を忘れない。
敵を"倒す"事よりも大切な人を"護る"ために戦っている。
そのためエージェントとして言動や行動に少々青臭いところが目立つ。
（無用な闘いは好まず説得を試みる、極力殺しを由としない等）
だが、自分の大切なものに危害が及ぶ可能性の高い者やどうしようもない程に邪悪な思想の相手にはその限りではなく、進んで挑もうとする。

先輩や上司には敬称を付けて呼ぶが、基本的に誰に対しても気さくに接し、タメ口で話す。そして初対面でも図々しくファーストネームで呼ぶ。
多分アッシュ・レドリック辺りが認知していたら「無礼なガキだ」と一蹴すると思う。

武器を作りだす事は出来ないが、武器である物の構造を解析してそのポテンシャルを使用者に合わせて引き上げて強化する能力には秀でている。本人曰く、「物の"魂"に訴えかける感覚で…」と言っているが、抽象的すぎて真面目に取り合ってもらえない。

賢者の石が心臓と融合しているが、覚醒時の暴走を最後に、石の力は一度も発現していない。
（もちろん暴走していたため発現した際の記憶はない。）
賢者の石の力を引き出せず、モルフェウスの力も中途半端な半人前のオーヴァードであり、自身もそれは自覚している。

過去

両親は天文学者で、幼い頃から妹と一緒によく国内外問わず様々な場所に連れて行ってもらっていた。
8歳の頃、ウユニ塩湖で天体観測をするために乗った飛行機でFHによる素体収集目的のハイジャックに遭い、約2年間実験体として南米で過ごしていたところをノーマン・サマリーによって救出され、NYにあるシアラ・ウェヌスの孤児院に引き取られた。

入所してすぐの頃は極度の人間不信に陥っており、誰もかれも敵だと思い込み、自分を騙して売り飛ばそうとしていると決めつけ、助けてくれたノーマンにさえ心を開かずにいた。そんな中、突き放そうとしても優しく接し続けてくれたエデッサのおかげで「ただ憎むんじゃなくて、自分と同じように苦しむ人や大切な人を助ける」という考え方が芽生え、少しずつ心を許していき施設の子供達にもキツく当たった事を謝罪して打ち解けていった。

そうして孤児院に馴染んだ頃にシアラから自身が「賢者の石が埋め込まれたオーヴァード」という事が打ち明けられ、シアラの紹介でUGNエージェントとしてNY支部に所属する事となった。

賢者の石の設定

幾千人もの命とレネゲイドウィルスを混ぜて凝縮させたもの。
他の実験中に偶然できた産物であり、南米では紛争を隠れ蓑に表向きは軍事利用の為と称してこの石に適合するオーヴァードを作りだす研究が秘密裏に行われていた。

しかしただでさえ高密度レネゲイドの凝縮体である事に加え、素材となった人間の負の魂も内包されているため、この石と融合を試みた被検体は軒並み発狂して即座にジャーム化してしまうデメリットを孕んでいた。
さらに研究が進むにつれて、石の素体となった人物が死亡すると、その魂も石に取り込まれるという事が発覚した。

それでも『自らの手で賢者の石の適合者を作り出す栄誉』を欲した研究者達が研究を止める事はなく、より幅広い人種の被検体を確保するために、ギルドに大金を叩いて手段を問わず人さらいをさせていた。

そうして運悪く御那星一家の旅客機が襲われ、獅音の両親が素材にされた後、とうとう獅音にも融合が施されてた。
発狂・ジャーム化こそしなかったものの、しばらく経過を見ても石の力を引き出せずにいた。
痺れを切らした研究所側は実戦投入して命の危機に瀕すれば嫌でも発現するだろうという考えから戦場に投入されてしまう。
思惑通り様々な負の感情が渦巻く戦場で力を発現させる事に成功したものの、強いストレスと石に内包された数多の憎悪に取り込まれ暴走をしてしまう。
力を使い果たして硝煙の燻る戦場で一人死んだ目をしながら茫然としていた所をノーマン・サマリーに保護された。

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