PC⑤：呉越同舟／ＦＨエージェント

　ロイス：千家楓　推奨感情：憧憬／○猜疑心
　カヴァー／ワークス　指定なし／UGNエージェントorUGN支部長orUGNチルドレン（UGNをFHに読み替える）
　※ほかハンドアウト以上に命の危険があります。ご理解の上で選択してください

　あなたはＵＧＮのエージェント―――では、ない。
　
　あなたはファルスハーツのリエゾンエージェントの一人、千家楓の部下である。
　あなたは千家と何らかの関係を持っている。上司と部下と記載したが、どのような関係でも構わない。　

　ただ千家楓という人物を、あなたは好いていない。
　その男の冷徹な瞳も、威圧的な態度も、そしてそれに縛られる不自由な自分も。

　そのあなたに命じられた任務は、Ｔ市に存在する『ギルド』の制圧、または殲滅だ。
　Ｔ市に潜伏する犯罪結社『ギルド』に入り込んだ調査用セルの一つが連絡を断ったばかりか、そのギルドと何らかの組織的活動を行っている痕跡を見つけた。それが日本におけるＦＨの行動を妨げかねない可能性を危惧し、楓へと連絡が来たのだという………だが楓は何を思ったか、あなたにそれを『任務』として寄越した。
　あなたは上司である千家の根回しもあってエージェントの立場を偽装してＴ市に降り立ち、その調査用セルに関する真偽を確かめるべく、早速彼らが組織的活動を行っているという場所まで足を運ぶ。しかし、そこで見たものは………。

　このハンドアウトを選択したPCは、
『コネ：要人への貸し』と全く同じ効果を持つ『コネ：千家楓』を常備化ポイント等を消費せずに所有する。
　このアイテムは特定の条件が達成されるまで有効とするが、
　使用制限やタイミングは『要人への貸し』と同じものとして扱い、同名のアイテムの取得は不可能とする。

シナリオハンドアウト／PC②：FHエージェント
ロイス：『"タルカス"六車祐』　推奨感情：〇信頼／隔意
カヴァー／ワークス：指定なし／FHエージェント
経験：指定なし
※既存のキャラOK

　あなたはFHエージェントである。
　
　あなたは"タルカス"六車祐とは浅からぬ仲にあった。
　彼とは恋人であったか、親友であったか、宿敵であったか、腐れ縁であったかも分からないが
　少なくともあなたと彼は一定の信用関係にあったということだ。
　
　ある日、彼は失踪した。それも自らが所属するFHセルが保管していたマテリアルを奪い去った上で。
　調査の結果、彼は現在U市に逃げ込み、潜伏しているとのことだ。
　如何なる事情があったにせよ、これはFHに対する明確な裏切り行為。
　いかなる理由があろうとも、FHは裏切り者を赦しはしない。

　あなたが受けた任務は、かつての同僚の行いにけじめをつけることだ。

“アメノオハバリ”千家楓【タイタス昇華】

　憧憬／○猜疑心。
「案外嫌いじゃなかったよ、あんたのこと。その欲望が、俺の宝物を壊さなければね」

“ヨトゥンヘイム”シュニー・マカロン

　〇有為／不安。
「……この街にいると、やけに出費が嵩むんだよな」

エフェメラ→来栖桜

　尽力／〇憐憫。
「君は自分のことを、自分で決めて。自分のために、名前で自分を定義し直した。
　わりと好きの部類だよ、そういうの」

“マスターブシドー”カイン・リヒトホーフェン

　感服／〇脅威。
「命拾いしたよ、助かった。
　だけど、あんたの真下にいると余計なこと思い出しそうだ」

"タルカス"六車祐【固定ロイス化】

　〇信頼／隔意　⇒　信頼／〇不快感。
「俺が錆びつくまでは覚えていてやるさ。……何十年の腐れ縁になるか見ものだろ、まったく」

“サイファーストリング”

　尽力／〇隔意　⇒　〇尽力／隔意。
「あんたが忠犬だってことがわかった。このくそったれな仕事の収穫のひとつはそれだな。
　……あん、何？　わりと本気で言ってるんだけど」

“銀朱騎士”御子柴鼎

　○有為／食傷。
「あんたらの引く境界線に轢かれる宝物。
　それが俺の欲しいものだけど。あんたはそれを理解してくれそうもないね、されるつもりもないし」

沙良昴【タイタス昇華】

　〇誠意／無関心。
「君はいつまでも、どこまでも『あなた』だった。……『私』じゃなくてな。
　あれ見ちゃそれも厭かい？　だけどこの世界で正気の顔して生きていくために、それほど必要な心はない。
　それだけだ。さようなら、お姫様」