容姿・経歴・その他メモ

■経歴
ロイ・グロースターは、グロースター家の三男として生を受けた。
グロースター家は、ランカスター家の分家である。ランカスター家のヨシュア・ランカスターは中枢評議会の代表をしている。
その伝手で、オーヴァードになる前からレネゲイドから知っており、その研究機関に属することができた。

レネゲイド研究での成果が認められ、今は遺産を中心に研究を行っている。

彼がリリー・グラントと知り合ったのも、彼が遺産関係の専門家だったからだ。
リリー・グラントはナイトフォールの一員だった。
いくつもの任務で関わることになり、惹かれあって、結ばれた。

研究一辺倒だったロイにとって何にも代え難い幸せな時間だった。
だが、そんな幸せな時間も長くは続かなかった。

とある遺産の調査を行うために任務に参加した。
だが、突然、前触れもなく、遺産が暴走した。
その場で何が起きたかは分からない。
その場にいた全員が死んだのだから。
ロイも、死ぬはずだった。心臓貫かれたのだから。
だが、彼は今生きている。それは恋人だったリリーのおかげだ。彼女が彼を死なせないために遺産を使ったのだ。
その代償として、彼女は塵となり、遺産に吸収された。

今も、遺産が彼の心臓の代わりを担っている。
ナイトフォールの隊長の強羅瑠璃に遺産の所持を許可されている。

彼は遺産に取り込まれたリリーを救い出す方法を今も探している。

■性格
静かな男性。
遺産に関してのスタンスとしては、危険なものである以上扱いを慎重にしないといけない。
遺産は多くの人に不幸を巻き込む可能性が高い。遺産は際限なく代償を求める性質から幾多の不幸を見てきたため、そのような考えになっている。

■恋人
リリー・グラント。元ナイトフォール隊員。
明るい女性。少し夢見がちなこともいうが、それを成してしまうという安心感・期待感を周り与えてくれる女性。


■語原・遺産について
ユリのラテン語：fritillus （語源：サイコロを入れる筒）
白のユリの花言葉：「純粋」「無垢」
黒のユリの花言葉：「呪い」「恋」

本来の姿は、白のユリだが、本来の適合者ではないのに無理やり適合したため、黒のユリとして顕現する。
力の公使にも身体に負担がかかり、力の維持もままならない。

■その他
一人称：僕

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