他者を侵蝕するレネゲイドを操作する能力。侵蝕因子を直撃させ物質の構成因子の活動を停止させる。さらに自身の侵蝕率上昇を代償に侵蝕改変を誘発し対象を｜自死《アポトーシス》に至らせることが可能。

だが、このグレイプニルの力は自己すら蝕む。衝動や内包するグレイプニルの因子に自我を飲み込まれる危険性を持っているのだ。
これを制御するため［ダインスレイヴ］ユニットによって憑依現象を抑え込んでいる。

ミストルティンによって生成されるアーキタイプ。【セラフィム計画】によって作り出された人造神器でありグレイプニルを抑制する拘束具。多元的に変性するグレイプニル因子を抑制するため特定の見た目はない。普段は“白い羽”の形状。戦闘時は細かく分化し“白い礫”となり敵に襲い掛かる。さらに侵蝕が臨界に達すると攻撃対象に応じて多種多様なエネルギー形態（炎、雷、風など）に変化し対象を滅殺する。

ちなみにこの人造神器にはプロジェクト：アダムカドモンで使われた技術が採用されている。ダインスレイヴという名も【｜破滅の剣《ダインスレイフ》】から取られている。

UGNは災厄以降、頻発する異端獣たちに対してグレイプニル因子を対異端獣殲滅に用いていた。
侵蝕魚雷など従来兵器よりも効果的に戦果を出す武器は災害鎮圧に多大な貢献をしていた。
だが、一部幹部や研究者はより強力な“力”を求めた。

その“力”とは
「完全制御されたグレイプニル因子を有した自律兵器」
自分の意思で状況判断・思考を行い異端獣を殲滅するグレイプニルの兵士を求めたのだ。

UGNの研究者たちはこぞって研究案を提出した。
数あるプラン候補の中で『ある主席研究員』の研究が注目を浴びる。
十分な理論と実効性を明示した案がUGN幹部（七剣星リゲル）のバックアップを受け正式に計画名が決まる。
【セラフィム計画】…神が造りし最強の天使を生み出す計画が開始された。

だが、思考する兵器など碌な事にならないものだろう。
結果だけ言えばこの計画は失敗に終わった。
多数の実験体の暴走による周囲施設の破壊。暴走した実験体は“処理”され実験も凍結、すべての実験データは｜削除《ロスト》されUGNの禁忌として扱われることになった。

しかし、この計画の実験体にはひとり生き残りがいた。

【｜ANGEL#00《エンジェルナンバーゼロゼロ》】

彼女だけが凍結から蘇りグレイプニルの制御を可能としたのだ。
これが後に「ミラローズ」と名乗る少女のオリジンである。

某月某日午後11時過ぎ、ルーマニア・ワラキア地方にて『遷移共生型異端獣 コード：ヴォルテックス』の群が千体規模で出現。
大小さまざまな異端獣がものの数十分で街を飲み込んでいった。
UGNは即座に部隊を派遣するが対応チームはものの数分で全滅。
なんとこの存在は異端核がひとつでも無事なら最大数である千体まで即座に増殖する特性を持っており、UGNはこの特性看破が遅れ初期対応を見誤ってしまったのだ。
このままでは国内はもとより周辺諸国にまで被害が及ぶ可能性を鑑みてルーマニア政府とUGN上層部は無差別爆撃を検討したが、その作戦の実行直前に中止となる。

異端獣出現から1時間半が経過した時、突如として異端獣の反応がレーダーから喪失。
ヴォルテックスが討たれたのだ。
だが、喜ぶ魔の無く疑問に思う“どこの誰が”この偉業を成し遂げたのかと。
残った部隊からの送信映像に映っていたのはたった一人のエージェント…

“異形の躯体”に周囲の地面から溢れ出る“黒に蠢く肉塊”
そして敵を討った後も降り続ける“千の星”が生き残った人間たちの目に映る。

調整のため偶然この場に訪れた【セラフィム計画】の実験体「ミラローズ」が最大限の力を発揮し異端獣を一瞬で屠ったのだ。

正に強力無比、なれどその異形の姿は異端獣と大差はなかった。
化け物を倒したのは化け物であると認識した誰かがこう呼んだ「あれは魔女だ。ワラキアの魔女だ」と。

かくしてその実験体の少女「ミラローズ“ホワイト”モルガウィッチ」はUGNの歴史に名を刻むこととなる。
その恐怖の呼び名である「ワラキアの魔女」の忌み名と共に……

グレイプニル因子の影響でミラローズは慢性的な飢えに蝕まれている。これは生理現象ではなく心の渇き、精神的な充足感の不足を感じているということ。この“渇望”と“飢餓感”が原因で彼女は様々な娯楽に手を出している。以下は趣味特技の一覧である。

趣味特技

お菓子作り、プラモデル制作、聖地巡り、オカルトグッズ収集、占い、野球観戦、筋トレ、パークゴルフ、フリマ巡り、コスメ集め、ネイルアート、美容雑誌購読、娯楽小説執筆（一章目で断念）、純喫茶訪問、B級ゾンビ演劇鑑賞、VHSビデオ収集、eスポーツ大会観戦、ボードゲーム、麻雀（アマチュア大会初戦落ち）、健康太極拳、インド式ヨガ、ロードバイク、アメリカンバーベキュー、デイキャンプ、水泳、登山、沢登り、カヌー、セーリング、利き水、レトロアーケードゲーム、バトルジェットドライバー、ダイビング、猫カフェ巡り、コンカフェ巡り、カラオケ

銀河特急 ミルキー★サブウェイ「ときめき★メテオストライク」

・髪色はピンク。衣装は白を基調としたワンピースぽいなにか。
・だね～ けど～　などギャルっぽい口調で喋る。後、語尾に☆がついたりする。口癖はじゃんね（三河弁）。
・好きなものは甘味、ふわふわで甘いパンケーキ（シロップホイップ）が大好き。
・嫌いなものは海産物、特にイカタコなどの触腕系が駄目。
・得た特性の影響か慢性的に“渇望”と“飢餓感”に苛まれていることから、様々な娯楽に手を出している。
・それゆえ多趣味でその総数は36種にのぼるが、飢えは満たされず飽きっぽいため長くは続いていない。

・能力名は“イノセントセラフ”　無垢なる熾天
・白い礫のような球体を周囲に浮かべ攻撃する。侵蝕が臨界を越えると炎、雷、風などエネルギー攻撃を扱うようになる。
・本質は侵蝕する黒い衝動を破壊的なエネルギーに変える能力。ただし、あまりにも強大すぎるがゆえに対抗種たるアーキタイプ［ダインスレイヴ］を纏っている。
・黒いグレイプニルの力を白いミストルティンの力で拘束している。実質、白熾龍 ゾ・シア。

・名前　モルガナイト、ローズベリル、モルガウィッチ ー> ミラローズ“ホワイト”モルガウィッチ　純潔失いし運命の魔女、頭文字を取りムゥ（mwm）とも呼ばれる。
・ワラキアの魔女　ルーマニアで異常共生体異端獣が千体規模の群体で出現。異端核さえ無事なら無限増殖する特性を持ち、投入された対応チームは全滅したが、ミラはたったひとりですべての異端獣を掃討した。赤黒き大地にただ一人立つ女性を見て民衆はこう呼んだ「ワラキアの魔女」と



トライアングラー；きのさんHO
貴方は異端獣へ対抗する為に生み出されたUGNチルドレンであり、グレイプニル因子に適合する少女だ。
この崩壊世界に生まれて十余年のこの方、味方の全滅も敵の殲滅も、裏切りも謀略にも携わってきた彼女に恐れるものなどない。
しかし、癒されない”渇望”と正体不明の飢餓感に苛まされ続けている。
それがグレイプニルに起因するものだろうと彼女は直観しながら、自身を満たしてくれる”何か”を積極的に探し続けている。
そんな中、UGNの配置転換の事例に従い、巨大浮上都市(エクサ・フロートシティ)新東京へと新たな任務受領の為やってきたのだった。

＊指定キャラパーソナル；気が強く、探求心が強い。寂しがり屋。　UGN内で名が知れたオーヴァード。

優先度高
《上位者の権能》打消し
《特異体：落星衝》係数6のRC

優先度中
《恐怖：ナイトメアウェポン》係数5シンドローム
《ディスラプター》持続解除

優先度低
《ゴーストチェイン》再行動
⇒メモリー取得前提
《絶対攻撃》直接ダメージ
《勝利の車輪》or《破滅の鎖冠》セップ選択


☆アイテム
［アクトドレス］

メイン両1話終了時点：《上位者の権能》新規
シルバサブ1話目：《神殺す刃》1⇒3（最大）、運転船舶0⇒6
サイドクエスト終了時点：［特異体］⇒《落星衝》