黒髪ロング美人。割といつもヘラヘラしているのでなにを考えているかよくわからないと言われがち。

常に飄々とした態度を取り自分勝手に振る舞う。落ちこぼれであることや周りの目も気にしないスタンスでどこか浮世離れした雰囲気を持つ……と思わせつつ意外とメンタル弱め。
特に外見について罵倒されるととても悲しい気持ちになって過呼吸気味になる。
日頃マイペースに振る舞っているのも虚勢による部分が大きく、ある種の自己暗示のようなもの。

UGNの基礎的な槍術+エグザイルの身体操作がベース。蝶の体の一部を再現、具現化し、羽による姿勢制御と鱗粉による撹乱で戦う。
槍術の練度、身体操作能力のどちらも一線級のエージェントにはとても及ばないようなレベルであり、学園では落ちこぼれの烙印を押されている。

レネゲイドの感染と共に、全身がそもそも一種の形状記憶合金、あるいは外骨格のように変化しており、本来虫の部位ならばほぼ全てを再現することができる。
非常に強力な能力であり、その気になれば出力も際限なく上昇させることができるが、虫という人間とは大きく構造の違う物に成り代わる関係上、肉体はもちろん精神にかなり大きい負担が掛かるため、普段は能力の出力を大きく絞って戦っている。
さらに過去の暴走時能力を全開放した自分の姿に大きくショックを受けたことがあり、自分の能力に対して大きな拒否感と恐怖、トラウマを持っている。それ以来今に至るまで『人間のまま美しくいられる』蝶の能力しか使用していない。当然戦闘に向かない特性のため、本来の戦闘力とは大きくかけ離れたものになっている。
外見への罵倒に過剰な反応を見せるのもこれが原因。