容姿・経歴・その他メモ

　光を透かすと白百合の花弁のように輝く、白銀がかった淡い金髪と、感情を映さず、淡々とした輝きを湛える銀青色の瞳が特徴的な少女。現代的なフード付きローブやワンピースを纏い、耳元には必ず彼女にしては大き目なヘッドホンがある。彼女くらいの年頃の子どもたちが学校へ通う時間も街を徘徊しており、時折補導をされそうになるが、気が付いたときにはそこから消えている。
　そんな彼女の存在は「聖マリアに捧げられた白百合」。正確にいえば、「聖マリアに捧げられた白百合」がレネゲイドに侵され、その信仰と象徴性から生まれたレネゲイドビーイング。白い羽を纏った見目やエンジェルハイロウ×ミストルティンというあり方こそ信仰ゆえだが、一応本体は「白百合」そのものである。尤も、そんな曖昧な自身の存在理由を本人も理解できず、「なぜ今、自分という器がここにあるのか」を探している。そのため人類を調査するという名目で人間社会を徘徊していることも多く、ヘッドホンなどは人間社会に溶け込むための“仮初め”の証。

　「人間が信じ、祈り、生み出した」という事実から、子が母を慕うように“人類を守る”ことを当然と考えている。それこそが彼女に与えられた「天啓」でもる。現在はゼノスに居を置いているが、それはUGNとFHといった人間同士が戦っている事実が理解できず、都築京香にこの世界の現状を教えてもらったため。その恩義もあるので、人類に結果として仇なすことでなければ、出来る限り彼女に報いたいとは思っている。ちなみに、レネゲイドビーイングは近しいが同胞だという感覚はない。人類は守る対象であり、人類の信仰がなければ存在しえなかった存在であるので、共生したいと考えている。

　なお天啓を告げる時、背後に白百合の幻影が顕現し、花弁が散るように光が舞うが、本人はちょっと眩しいと思っている。ただ、消し方が分からないし、誰に聞いてよいのかもわからない。その誕生ゆえに常識が欠如しているが、性質としては割と常識人である。

履歴

　基本ルルブ1,2（それぞれR1,R2）と新サプリアンチェインアームズ（UA）のみを使用した構成。
　ミストルティンの高い感覚に注目し、感覚の高いエンジェルハイロウとクロス。ミストルティンの武器を生かすため射撃アタッカーを作成。
　ただダメージを出すうえでは肉体―白兵武器のほうに軍配が上がる。では何が感覚―射撃の利点となるかという点を考えると、エネミーとの距離ではないか。また、エフェクト：イデアホルダーにて獲得できる光背のイデアは、射撃攻撃のダイスと達成値を減らす効果を受けないという効果がある。そして、ミストルティンには射程が至近のカバーリングエフェクト《神樹の庇護》がある。　
　これらを踏まえ、バッファーとの相性が良いのではないかという考えにたどり着いた。カバーリングの射程を視界にするエフェクトもあるがピュア限定であるため、同じエンゲージのPCしか守れない。また、バフが消されることが無いとすると、高侵蝕値のバッファーをその身で守りつつ攻撃するアタッカーが面白いかと。
　問題点としては、射撃攻撃にしかダイスと達成値を減らす効果が出ないため、リアクションはどうにもならない。尤も一撃で死ぬことを前提に自身の行動を低侵蝕値で抑えているため、リザレクトを繰り返したほうが早い。また、素のダメージは攻撃力＋エフェクトを一切積んでいないため、期待値40程度。余裕があれば成長でマスヴィジョン等を積んでもよいが、侵蝕値が重くなるため、シーン強化を中心に行った方がよさそうだ。達成値ならオリジン：プラント成長→オールシーイングアイ（UA）、ダイスならソードトランス（UA）。Dロイス光使いの光の指先（LM）のほうが効率は良い。たださらに効率をよくするのであればDロイス実験体も視野に入るか。

セッション履歴