自由気儘かつ天性のものぐさ体質。そのくせ何処か面倒見の良い、アラサー女性。
FHセル『大気圏』リーダー。なお所属はトゥーレと数名の家事手伝い(他称)のみ。
自堕落な生活を送りつつ、気儘に創作活動、たまに作品展やら即売会やらを友人の協力の下開く。
天才的な彫刻家としての腕と「何故か関わった任務全てで最小限の被害・犠牲(敵含む)で最大値の戦果を上げる」という奇運の２つのみでマスターエージェントの称号を得た変人。

マスターエージェントのくせにオーヴァードの立場改善やレネゲイド研究など、FH「らしい」事柄に一切の興味を持たない。芸術家としての矜持のみで動いている。
自身の護るべき場所さえ護れればそれで良い、悪意をもって領域を侵す存在に対しては徹底抗戦。そんな自由人。
但し例外として「心の籠もっていない複製品」を造ったやつは仁義矜持関係無くシバく事としている。

『大気圏』

FH内では非常に珍しい「FHセルとしての運営において他セル・エージェントとの連携を行わない」事を前提としている独立型セル。何ならFHらしい活動は皆無。依頼は直接所属者に投げつける必要がある。大体断らないので。

彫刻刀を振るって『空間を削る』・『物質を割って落とす』等の特異性を用いて戦うRC型。
火力は低いが攻撃の回避にも転用できる能力のため、使い勝手は悪くないらしい。
だが戦闘嫌いの為、普段は創作活動にしか使われない。
最近は新種の堀刀を調達したようで、色々と手が周るようになった。

出来る限りは怪我人は少ない方がいい、と考えている為基本的には逃げの手を取る。
…………のだが。彼女が関わる案件は逃げてもどうにかならない案件が多く、最終的には重い腰を上げている。
その際、UGNや他組織と共闘することもある。トゥーレとしてはその辺りは特に抵抗がないらしい。
結果、様々な範囲に顔が利くようになった。「あの人FHのマスターエージェントだけど放っといていいよ」位の舐められ方もされているがその辺はご愛嬌。

所属独立セル『大気圏』

“現世の楔(マスターアンカー)”ツバサ：同居人かつ護るべき者。彼女が傷つかないように動くのが常。シンドロームはハヌマーン・ノイマン・ソラリス。
“死の淵にて燻る(ルックバック)”ケイ：ツバサが個人的な所要(めんどうごと)の帰りに連れ帰ってきた少女。『大気圏』のシェフ。シンドロームはエンジェルハイロゥ・サラマンダー。
“無銘針(アンタイトル)“アビス：転がり込んで来た闇医者。なのだが完全に尻に敷かれている。シンドロームはブラム＝ストーカー・エグザイル。
“無銘犬(ワンノウン)”ウル：ツバサが拾って来た元野良な柴犬。かわいい。良く甘咬みされる。シンドロームはブラックドッグ・キュマイラ。

他PC

“真なる一(マスターゴリラ)”西下 世界：ゴリラ。話が出来る方のFHなので一緒に居る分には特に気にしていない。
“思考戦車(マスターシンク)”T-MOUT02C：ロボ。性格はマシだが一緒に居たくねぇ。
“繋がるもの(マスターネクサス)”アシュレー・K・ウィステリア：変な奴。春日が嫌いなので連動して嫌い。
“海洋の守護者(マスターオーシャン)”アトランティックサーモン：近づくな。

旧友

“怠惰なる審判(ドント・フィアー)”久藤 御波：元恋人。行方不明になってからは彼に対しての発言をしなくなった。
“マスターアッシュ”磨杜 梨伽：FHに入った頃からの腐れ縁。彼女が所属セルを潰してFHから脱退してからは会っていない。
“万象讃歌(ヴィクトリア)”■ ■■：恩人であるリエゾンロード。現在行方不明。

FH外

“朱華の花園(ヴィヴィアン)”常盤 晴菜：最近知り合った作品販売の協力者。気を抜くと駄目にされそう。
“矛盾螺旋(ヴィルヴィ)”：年下の幼馴染。トゥーレの持つ『芸術道具』は彼女へのオーダーメイド。
“天下無敵の暴太郎”華流 凱：年下の幼馴染その二。警察官のそこそこお偉い様なので度々お世話になる。ｽﾝﾏｾﾝｲﾂﾓ

『最後の桃源郷』と呼ばれる、オーヴァードを含めて数多くの非日常が住まう街の出身。
その街で、彼女が中学生の時(15年前)に起きた事件に巻き込まれオーヴァードに覚醒。
古馴染みである元リエゾンエージェントの誘いを受けてFHに参加する。
元々とある便利屋扱いを受けているFHセルに属していたが、5年前に初代リーダー(元カレ)がMIAになった事からそのセルから離脱、個人セルを立ち上げる。
現在でもそのセルや馴染みの人が居るセルとは交流があるが、その他のセルとは縁を断っている。
…………現在、彼女のセルに問題児達を放り込む計画が彼女の知らぬところで進行しているのはナイショ。