容姿・経歴・その他メモ

黒曜島に住む高校生のオーヴァード　趣味は楽器演奏と歌を歌う事。
暇さえあればハーモニカ片手に島のあちこちを歩く彼の姿を見ることができる。

両親はUGNエージェントであったが、日方を幼い頃に残して行方不明になっている。
一人になった日方は、叔父の元UGN支部長　小学生の時に夏井照明に引き取られて黒曜島にやってきた。

性格は物静かで、人当たりこそ良いが滅多に人と話さない。
だがかつての彼を知るものはまるで人が変わったようだと言う。

オーヴァードとしての能力に覚醒したのは一年ほど前、とある事件で精神的ショックを受け、その弾みで覚醒した。
それ以降人格も大きく変容したのかもしれない。

普段は叔父の経営するベーカリーの手伝いをしながら学校に通っている。UGN黒曜島研究所の結城　真夜とは幼少期からの付き合いで、彼女の頼みを個人的に手伝う事も多い。

一度思い立ったらテコでも意志を曲げない。いわゆる頑固なところがある。

オーヴァードとしての能力は、音の振動を操り、様々な波長の『歌』を響かせること。また、海洋生物の能力を模倣して水中での活動も自在に行う事ができる。歌うイルカが居たら、それは彼の变化した姿かもしれない；

嫌いなアイスクリームは柿の味

以下ネタバレ

同じ年の少女、結城小夜とは出会った時からずっと一緒だった。病室で小夜が絵を描き、それを元にした歌を日方が歌う。そんな姿がよく見られた。カナヅチだった日方は、幼少期の小夜に泳ぎを教えると約束して練習に励んだという。
柿のアイスクリームは日方の好物だったが、小夜の死以降は食べることをやめてしまった。

小夜の死にショックを受け、入水を図ろうとした所で『小夜の声が止めた気がした』ことからオーヴァードとしての覚醒が始まった。　一緒に彼女と自由に泳ぐ力も、彼女を癒せる歌も手に入れた。だが、彼女はそこにはいない。

サヤを見て、一緒にしてはいけないと思いつつも、かすかな期待と、当時の自分の無力さを重ね合わせている。

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