楽しく生きたいんだけどそれがヘッタクソな空元気系後輩。不器用なのでずっと寂しがっている。めんどくさいけど可愛い後輩……と言ってもらえたら嬉しいな。あとできれば百合したい。できればでいいんで

「んー？なんですか？……ああ、それなら私がやっちゃいますよ！任せてください！」

「あー、いやぁ……大丈夫です、私1人でも。ほら、先輩は別にやることあるでしょー？」

「…………はあ………………私、いつまでこんなんなんだろ。なーんでこんなにひねちゃったかなあ……ずーっとこんな人生へたくそなまんまで、生きてる意味ってあるのかなあ……」

虻山中学校の一年三組。12月生まれなのでまだ12歳である。左利き。

一人称は私、二人称はあなた。

シナリオ開始前時点ではクラブ活動には特に入っていない、いわゆる帰宅部。でも下校時間ギリギリまで図書室に入り浸っている。

好きな食べ物はりんご、嫌いな食べ物は特になし。趣味は漫画を読むことと空想。

勉強は結構できる方だが運動神経に乏しく、特にスタミナがない。
体型が目立ち男子の視線も気になる水着が好きではないのでプール授業が大嫌い。
ただし体育全般が嫌いというわけでもなく、体はやけに柔らかいし足も遅くはない。速くもなかったが。

つり目がちな紫色の目。髪は短めで深い紺色をしている。メカクレ。水色のインナーカラーが入っているように見えるがこれは染めてるというよりそういうキャラデザという感じで……つまり地毛です。
背は同級生の中だとちょっぴり高い方。華奢だが胸は中一らしからぬサイズ。家庭環境のわりに発育が良い。

真面目な優等生。しかし堅物というわけでもなく、むしろ平時の態度はかなり明るい方。年齢の割にかなり大人びている。
自分から積極的に行動する方ではないものの、頼まれれば大体受け入れるしそつなくこなせる。
そのため友達は多いが、友達の家に行ったり自分の家に呼んだりはしない。ほとんどの友人は気にしていないが、何人かにはうっすらと壁を感じられているらしい。そのことにも気付いているが、知らないことにしている。

実のところ、あまり他人に心を開けていない。自己肯定感が低く、うっすらと人間不信のきらいがあり、自分は人に好かれていると思うより嫌われていると思っていた方が気が楽。
人に頼られるのは慣れっこだが頼るのが苦手。自分のことで相手を煩わせたくない。気を遣わせたくない。
真面目で明るく社交的な性格自体は本物なのだが、ちょっと空元気。12歳にしてすでに取り繕ってなんでもないような振りをすることばかり上手くなってしまった。

友人はいても親友がおらず、なんだかずっと寂しさを感じている。しかしそれは相手ではなく自分が悪いのだとわかっており、それでも変われない自分に嫌気がさしている。本当は、気の置けない親友とか………………恋人とか？と一緒に人並みに青春して楽しく人生エンジョイしたい。でもそれがヘッタクソ。どうしたらいいの……と自分でも思っている。

都会に住む真面目な会社員の父と、専業主婦の母の間に生まれる。もともと、あまり裕福な家庭ではなかった。
5歳の頃、子供ができたことによる経済負担の増加などに耐え切れなくなった父によって真夏の車内に置いて行かれた。
遠回しに捨てようとしたらしい。
近所の人に発見され大事には至らなかったものの、この件で父親が逮捕。両親は離婚し、母親に引き取られた。

しかしそれまで就労経験に乏しかった母が一人で子育てと家事と仕事を続けることは大きく心身を消耗し、日に日に体調を崩していく。また親子の交流もあまりなくなった。
そんな母を見ているうちに、宮夜には「人の負担になってはいけない」という気持ちが強くなっていった。
そして10歳の頃(小5)に母が働き詰めで体を壊してしまい、働けなくなってしまう。

これをきっかけに母方の遠い親戚である律佳の家に引き取られることになり、H市にやってきた。
引き取ってくれた親戚たち(律佳の他に近所に何人か住んでいるのだ)は優しかったものの、どこか扱いにくそうにしている雰囲気も感じ取っていた。なのでなんとなく居づらい。
そのためこちらでも愛想笑いや気遣いばかり上手くなり、さらに元の小学校の友人との関係も切れてしまった。
新しい小学校でもそれなりに友人は作れたものの、やはり5年までに完成したコミュニティの中では疎外感を感じ続けていた。
そのうちに自分の居場所がどこにもないような感覚を抱くようになっていった。
中学進学を機に今度は一から人間関係を頑張るぞ、と意気込んでいる。が、気づけばすっかり外面ばかりの人間になってしまっていた。

イメージCVは涼貴涼さん。
なぜか光に特化した能力に目覚めることになるが、これは彼女が内心で強く光を求めているからだと思われる。
あとコンボ名は覚醒したてなので適当なのしか考えついてない設定。2話以降でなんか考えるかもしれない

阿月姓は母親のもの。
父親のことは名前と顔くらいしか覚えておらず、身近な人も誰も話したがらないので詳しく知らない。
調べればあっさりわかることだろうが、宮夜自身もあまり思い出したくないからか自ら調べることはしない。

さすがに5歳の頃の記憶はもうほとんどないのだが、体は覚えているのか暑いのがかなり苦手。あと車も苦手だが、さすがにH市で暮らすうちに慣れたのでそこまででもない。田舎で車縛ったらなんもできん。
それとは全く無関係に、自分の都合だけで親戚に車出してもらうのが嫌なので親戚の買い物についていく形でしか車に乗らない。

ちなみに親戚宅はそんなに貧しくはないが余裕があるわけでもなく、居候の自覚が強い宮夜はもらったお小遣いの多くをいつか恩返ししなければと貯めているため財産ポイントが少ない。

好みの漫画は恋愛もの。最近、少女向けより少年向けのラブコメ、それも百合漫画の方が趣味に合うと気づいた。
なお先述の通り自主的にお小遣いを縛っているので、単行本を買うペースは月に一冊。月刊とか週刊の雑誌は無理なので単行本派。

恋愛願望はあるが、自分は自分から勝手に遠慮して身を引いちゃうタイプだろうなと思っているのでうまくいく想定は皆無。
初恋は幼稚園の先生……と体を壊す前の母に聞いたことがある。まだ父がいたころの話なので宮夜自身に記憶はない。
なお、恋愛対象は同性。

ある時、手から光を放つ謎の力に覚醒。こっそり森で試していたところ、奇人・蓬川みや子に目撃される。
その後強引な勧誘により謎のクラブ"超常現象同好会"に入ることになってしまう。
最初は困惑していたものの次第に馴染んでいき、「午前零時のワルプルギス」事件を解決したこともあり超常現象同好会を自身の居場所とみなすようになった。

それから少しして、同級生の四方山サチからの依頼とUGNからの使者・渡辺織の介入が事態を動かす。
読んだものは死ぬとされる謎の本を巡る事件。魔術師"傀儡飼い(ツールペッター)"ことマナイ・ネペタンを打倒し解決したと思われたが、それは傀儡飼い(ツールペッター)にすら手に負えないさらなる呪いの始まりに過ぎなかった。

あと、それとは(おそらく)関係なく現れた謎の転校生・汐留サチに翻弄されている。とりあえず、サキュバスの血筋だという彼女に血を吸われた。
吸血を断れなかったのは、生来の気弱さだけではなくサキュバスと聞いても受け入れてしまう異常への慣れと、対人スキルが上がったためとりあえず逃げるコミュ障奥義が使えなくなってしまったことも関係している。つまり超常現象同好会に入ったから。
あと、普通にちょっと前に吸血シチュのある青年漫画を読んでおり、血を吸われることにちょっと興味が湧いてしまっていたのもあるらしい。

UGN、そして傀儡飼い(ツールペッター)とも協力し、なんとか強大な呪い「芻霊怨霊ぜふろぞ」を打ち倒すことに成功。
戦闘後、四方山サチと少し打ち解け友人と呼べる関係になる。嬉しい。
次第に光の扱いに慣れ、応用が利くようになってきた。

汐留サチの超常現象同好会入部希望に戸惑いながら先輩を探すと、淡水性巨大タラバガニ探検隊になっていた。
……ともかく、淡水の巨大カニという超常現象を調査していたのだが、さらわれた壬靡先輩と柏木先生を追い謎の地下施設に潜入することになってしまう。そしてそこでネプリーグに挑み、爆発。すでに熱出た日の夢みたいな文章だが、実際の近況である。
モレク、天髄、都築京香。異様にスケールの大きい話に混乱しながらも、何とか全て乗り切り……汐留サチと、ふたりきりの誕生日を過ごした。

あなたが特殊な関係性と秘密で紐づけられた、超常現象同好会の一員である事を示すエンブレムデータ。
キミがどれほど人並み外れた力をその身に秘めようと、彼等がそれを疎むことはない。 キミ達は家族や友達とも違う共同体だ。
取得時に任意の【能力値】を選択する。
あなたが戦闘不能から回復した際に使用する。
シナリオ間あなたの選択した能力値の判定ダイスを+「このエンブレムを使用した回数」個する。
この効果は、自身がロイスを取得している「超常現象同好会」のメンバーにも適用する。