容姿・経歴・その他メモ

「俺は｜雑草《ウィード》。ただのウィードだ」
「特技は斥候、調査、隠密……おっと、これ以上は訊かないでくれよ」
「世の中には、知らない方が丸く収まることも多いんでね」

　深緑の外套に身を包む青年。
　明らかに偽名であろう「雑草」の名乗りに加え、フードの奥に隠れた表情は伺い知れず、どこか掴みどころのない印象を与える。

　円卓の騎士ながら叙任の記録は存在せず、公務での活躍が取り沙汰されることもない。民は元より、ログレスの兵士であろうとも、彼の存在を正確に認知している者は多くないだろう。
　そんな彼は、斥候、調査、隠密といった裏方の仕事を主に担当している。
　名前どころか存在自体が知られていないのも、それらの仕事をより確実に遂行するための情報統制の結果なのだ。

　調査能力に優れ、ふらりと姿を消したかと思えば、いつの間にか情報を手に舞い戻っていた……といったことも少なくない。
　戦闘時は右手にショートソード、左腕に手甲と一体化した弓を装備し、近～中距離における対応力を確保している。が、本人の好みの都合上、手甲弓の方が多用されているようだ（判定ダイス的に射撃攻撃の方が強いので）。
　搦め手、不意打ち、初見殺しに騙し討ちといった奇襲戦法を得意とし、逆に騎士らしい正面戦闘、一騎打ちの類は本人曰く「まあ、しんどい」とのこと。

『義賊王の外套』
　かつてログレスにその名を轟かせた大怪盗「“義賊王”ローヴァン」が身に纏った深緑の外套。
　後の世においては遺産に分類されており、契約者に姿隠しと隠密看破の能力を与え、代償として窃盗への渇望をもたらすという。
　データ的には「夜の小鳥」と「ベルベットクローク」として表現。

履歴

プロフィール

【元ネタ】幽愛異境の逃避行 -escape-
【CLASS】アーチャー／アサシン
【マスター】なし
【真名】-----（宝具による隠蔽）
【性別】男性
【身長・体重】170cm・65kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力D　耐久D　敏捷A　魔力C　幸運A　宝具B

【クラス別スキル】

単独行動：A
　隠密行動の達人として、高い独立性を有する。

対魔力：E
　神秘の無効化はできず、ないよりマシ程度の威力の削減に留まる。

気配遮断：A-
　極めて高い隠密技術を持つが、本人の価値基準で「悪」に該当する行動の際には大きくランクが低下する。
　ランクの高さ故に、味方の支援すらも受け付けない可能性がある。

【固有スキル】

千里眼：D+++
　斥候としての感覚、特に視覚の鋭さを表す。
　対象の感情、負傷、容態をオーラとして視認可能。
　隠密行動を看破する際はランクが跳ね上がる。

直感：D
　対象の発言に嘘があるかどうかを判別可能。

魔力放出（影）：C
　魔力を影として放出する。
　自身や武具に影を付与することで、隠密行動の補助、攻撃の威力増強などに用いる。

【宝具】

『義賊王の外套』
ランク：B　　　　　　　　　種別：対人宝具
レンジ：1（自身）　　　　　最大補足：1（自身）
解説：
　“義賊王”が身に纏った深緑の外套。自身のステータスを隠蔽し、同ランク以下の真名特定能力を無効化する。

『義賊王技・神秘剽窃』
ランク：B　　　　　　　　　種別：対神秘絶技
レンジ：1～99（視界内）　　最大捕捉：1
解説：
　対象の神秘を剽窃する“義賊王”の絶技。概念の窃盗とでも言うべき神業である。

セッション履歴