容姿・経歴・その他メモ

「敷坂結城」の複製体（スペア）として作製されたクローン。本来であればその心臓を摘出し「敷坂結城」に移植した時点で役目を終えるはずだったが、体内に僅かに残ったレネゲイドが作用し、生きながらえてしまった。事の顛末は「第一部第三話：取捨選択（triage）」を参照のこと。

現在は「鳴海紗季」の自宅に居候しながらよろづやの仕事を手伝いつつ、在塚市南部の高校へ通っている。
基本的に小器用なので家事全般得意。
性格は温和で物腰穏やかだが、自分に対する価値観の尺度が非常に曖昧。「敷坂結城という本物が存在する世界でいったい自分は何者であるのか」という問いを自分の中に持ちつつも、それと向き合うことを無意識的に拒んでいる。そのため、彼の口から「他人への評価」は聞くことができても、「自己評価」はひどく曖昧にしか聞くことができない。

戦闘スタイルは視界内の領域で血液を刃のように変質させて自在に動かすRC型。
元々の虹彩は青色だが、エフェクトを行使する瞬間だけ体内の血流量が上昇し、赤みがさすことで紫色の瞳に見える。

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