容姿・経歴・その他メモ

元FHエージェント。生まれつきのオーヴァードであり、ジャーム化したエージェントの腹の中から摘出され、そのままFHチルドレンとなった。元々FHチルドレンの中でも優秀で、遺産の適合者を選別する実験に参加し、見事遺産のひとつ、イフリートの腕と適合した。
それから彼は様々な戦場で多くのオーヴァードを屠ってきた。元々チルドレンである彼に躊躇いだとか情けだとか哀れみだとかそんな感情は一切なく、ただ戦うことを楽しむだけだった。遺産の力による感情の喪失など彼にはどうでもよかった。そんなもの、戦いの中で生きられればそれでいい自分にとっては些細なことだったからだ。
彼は数多の戦場を駆け抜け、全てを燃やし尽くした。FHのオーヴァードでさえ、彼を恐れた。彼はいつも独りだったが、別にそれで良かった。

しかし今から6年ほど前、ある運命的な出会いをした。彼は任務で、ある大規模な作戦に参加した。その中で彼と行動を共にしたのは、オーヴァードで構成された小さな傭兵団だった。金で雇われたその傭兵団を彼は集団で戦わなければ勝てない弱者達だと嘲っていた。彼はいつも一人で戦っていたからだ。
しかし、彼は知った。傭兵団は一人一人が強かった。そして、だからこそ連携をとって戦っているのだということに。そして彼らを束ねる頭領の凛とした佇まいに惹かれた。
彼は自ら望んでその傭兵団についていくことにした。ダブルクロスと言われようと関係なかった。

現在は傭兵団がUGNに雇われているためUGNエージェントとして活動中。しかしFH育ち故に思考は物騒だし色々と大切なものは欠如している。
性格ははつらつとしていて、笑っていることが多い。いつもは喧しいが予想外のことが起きると固まる。

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