容姿・経歴・その他メモ

筋骨隆々、革のコートにサングラス。
アメリカでハーレーでも乗り回していそうなダンディズム。
一目見れば、誰もが彼を歴戦の"漢"だとわかるだろう。

アメリカで最も危険な州、アラバマ。
そんな場所にもUGNの支部は存在している。
最も強く、最もタフなものたちが集まるその支部で、炎を纏う彼はKINGだった。
圧倒的に積み上げられた戦いの堆積は、彼の肉体に業を宿す。
最速で繰り出される炎を纏う拳、防御も回避も意味をなさず誰もが一撃のもとに首を垂れるしかない。

そして彼は人格者でもあった。
力を誇示するでもない、強制するでもない。
常に余裕と皮肉を交えながらも、一切ブレない芯を背にもっていた。
誰もが自然と彼を追う。
それがアラバマの王だった。

そんな彼が評価され、いよいよ支部長になるだろうという時。
UGN内での技術交換と交流を目的として、日本に派遣されることとなる。
若い日本のエージェントたちの前で短期の指導者として紹介される間、彼はあくびをかみ殺すのに苦労していた。
犯罪者ばかりが集うアラバマで戦い抜いた彼には、どうにも気の抜けた国に退屈を感じていたのだ。
しかし、そんな彼の退屈はすぐに解消されることとなるのだった...

---過去---

犯罪者の子であり、孤児として理不尽な攻撃を受けていた。
ある日特にひどい攻撃を受けた時、彼の中に眠るレネゲイドが目覚めた。
それと同時に犯罪が負の連鎖を生むことを理解し、自らが得た力を使って非合法に悪党と戦うようになった。【前科者】
とはいえ根が善良な彼は悪人とはいえ殺したり不当な扱いをすることもなく、彼の振る舞いに共感するものも多いことから、気が付けばスラムのリーダーのようになっていた。

広く名が売れたころ、UGNから勧誘を受けることになる。
まだ若かった彼は意図せず肥大化したスラム組織に嫌気がさしており、またスラム孤児の面倒をみたりしていてまっとうな金も必要だった。
そこで、そういった資金提供を前提としてUGNの誘いを受けることにした。
まっとうな教育を受ける機会もなかったため、一度学園島と呼ばれる場所に送られ一般教養やレネゲイドについての教育をうけてから現場に送られることとなった。【学園帰り】

それから１０年ほどたって現在である。

履歴

「なに？ああ、トライブリードだからお前はへなちょこ野郎だって？
お前ね、人を見かけで判断しちゃいけない、って幼稚園で教わらなかったか？
　そりゃ、オレにはいろんな芸があるよ。
　ＵＧＮでも、これだけ芸風の広いやつはそんなにいやしないさ。
　だけどな。
　得意分野、ってのはそれはまたの問題だ。
　わかるか？
　お前だってそうだろ。
　走れる、銃が撃てる、ナイフが使える、エフェクトを使える。
　お前のできることもひとつじゃない。
　その上で、お前にゃお前の得意技があるはずだ。
　同じことだよ。
　オレも、このレーザーだけは誰にも負けたことがねぇ。
　一撃必殺だ。
　ただのエンジェルハイロウじゃねぇか、って？
　違うな—————！
　重力変異と超高熱を伴う、オレの赤方偏移蒸発砲（レッドシフトブレイザー）が、
　どっかの誰かにマネできるかどうか、その体で試してみろ—————！」

【こだわりポイント】
・芸が広いことから、多様な運用を内包
　　赤方偏移世界で範囲が必要なら自分を高速化、そうでないなら味方を支援。
　　味方の支援を考慮すると戦いの記憶などと差別化できているし、芸が広いというフレーバーとも一致する。
　　さらに装甲無視、範囲攻撃、高火力、高行動値、ミドルの調査など広い状況に対応できる性能に仕上げた。

・赤方偏移蒸発砲
　　赤方偏移世界はセットアップで行動値を上げるため、先手を取ることを重視している
　　ただのといわれることから、エンジェルハイロウはオプションではない
　　そこから最も行動値が高くなるシンドローム構成にまとめた
　　また赤方偏移世界＋100%でちょうど行動値が19に、バトルドールと互角になるように設計した。
　　同じ130点キャラで最速のバトルドールと互角であり、火力面はワイルドカードと互角、対応力は完全に圧倒。
　　日本のガキにきっちり違いを見せつける大人というイメージ。
　（しかも伸びしろもいっぱいあって底が知れない、本気出してないみたいな）
　　レーザー＋重力操作＋超高熱であることから、サラマンダーからは炎系エフェクトのみを選択し、
　　エンジェルハイロウからは文字通りピンポイントレーザーを採用している。
　　さらに移動距離+10mを活かすことを考え、RCでありながら至近ファイターに仕上げられている。
　　炎を纏い自らを弾丸・レーザーに見立て、最速で敵至近距離に飛び込むと同時に広範囲を破壊する。
　　それが赤方偏移蒸発砲（レッドシフトブレイザー）だ。
　　フレーバーのキャラクターイメージともあうのではなかろうか。

・赤方偏移蒸発砲は一撃必殺
　　ここまで説明した赤方偏移蒸発砲は通常の敵であれば装甲もガードも数も意味をなさない。
　　必殺技といってよい性能に仕上げられている。
　　しかし、それだけではない。
　　彼はスペシャリストであり、その"普通の必殺技"を超える一撃を持っている。
　 その威力がどれだけのものか、ここは単純に130点キュマイラの不確定な切札の攻撃力を参考にした。
　　数字上の火力ラインで優秀層のキュマイラの全力相当、加えて範囲攻撃であり装甲無視でガード突破で最速。
　　それすなわち一撃必殺と呼ぶにふさわしい威力といえるだろう。


【コンボ】
セットアップ:赤方偏移世界 コスト2
　任意のキャラクターを行動+8(+2) 戦闘移動+10m

メジャー：コスト10(+4+2)
　コンセントレイト2
　ピンポイントレーザー2
　光の手2
　災厄の炎4
（マスヴィジョン4+2）
　　6D10+4　C8(-1)
　　攻撃力+12(+3)-4(+1)(+15+5)
　　至近
　　感覚RC
　　装甲無視

【火力まとめ】
赤方偏移蒸発砲(初期) 命中21 攻撃3D+8 ダメージ24.5
　6D10C8+1 攻撃力8 至近 範囲指定 感覚RC 装甲無視
赤方偏移蒸発砲(100%) 命中30.8 攻撃4D+32 ダメージ54
　9D10C7+1 攻撃32 至近 範囲指定 感覚RC 装甲無視 シナリオ3回

【ミドルフェイズ】
裏社会につよいのはもちろんのこと。
要人への貸しと手配師、さらに財産P2点もキープしているので、情報判定全般に対して丸い。
さらにイージーエフェクトですべてのものが何処にあってどう動くか把握しており、熱も粒子も視覚でき、追跡や暗闇態勢だけでなく、感情や体調を見分けることもできる。
たとえば変装している人間を見分けることもできるだろうし、完全な暗闇でもどこに何があって生物が何処にいて、それが誰なのかをすべて把握できるだろう。
偏差把握で罠も全て見抜ける。
落とし物をみつければ、それが誰のものか一目でわかるだろう。
あとは火薬のにおいなどで火器の存在を事前に把握するとかも可能だろう。
ウィルスなども顕微鏡レベルで見れるので、飲料に含まれた毒など異物を見抜くこともできるだろう。

【メモ、参考火力ライン】
だいたい不確定な切り札の火力が出てることを目指す。
不確定の切り札の攻撃判定期待値
侵蝕率0％
　12dx8+4　命中30　攻撃力4D+13　ダメージ35
侵蝕率100％
　16dx7+4　→　命中40　攻撃力5D+16 ダメージ41

セッション履歴