概要

株式会社FHによって製造・販売されていた『PAIN』搭載アンドロイドの1つ。
硬い装甲がウリで危険地帯での作業や人命救助に利用されるyb-YAG型の中でも要人警護に特化したSPモデル。
5,6年前から製造が中止されている。

四季一家で女執事として働く無愛想なアンドロイド。
車での送り迎えから掃除洗濯など家事全般を手伝うことができる。なお料理に関してはあまり得意ではない。
スクラップ場の近くで野良アンドロイドとして彷徨っていたところを四季家の家長に拾われ、修理を受けることと引き換えに執事として働くことになった。
性格は冷静かつ無愛想。SPモデルということもあり、有事の際もAIの演算機能が落ちることはなく要人を守ることができる。

yb-YAG型について

上でも書いたように硬い装甲を持つため壊れにくく、銃弾も跳ね返すという設計になっている。
またメンテナンスの頻度も極限まで抑えていてもスペックが落ちにくいというスグレモノ。
AI部分はFH側で操作も可能であるため、暴走するようなこともない。

だがある時、輸送中のコンテナがテロリストに襲撃され大量に持ち逃げされるという事件が発生。
FHはハッキングなどによってアンドロイドが悪用されることはないと発言していたが、テロリストたちはアンドロイドを起動せず装甲車やアジトに括り付けることで強固な装甲を手にしてしまう。

社会的批判が集まったFHはテロリストを鎮圧後、アンドロイドの装甲を「壊れない」から「壊れても周囲に被害がない」方針へ転向。yb-YAG型は(明言されていないものの)責任を取るような形で製造が終了した。
自主回収までしなかったものの小規模な社会運動が発生し、多くのyb-YAG型は購入者からFHへ返品された。
彼女がそれを逃れられたのは、ただ幸運だからでしかなかった。


ステンドグラスのバリアを展開できるようになる予定。

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