表

M高等学校の2年生。
基本的に誰にでも笑顔を絶やさず接する敬語系僕っ子。社交的であり、相手に話を合わせる柔軟さも持っている。また、人当たりも良い。
誰かが失敗すればすぐにフォローに入り、困っている人がいれば助ける。
学校限定の情報通であり、起きた事件の詳細を誰よりも早く共有したりなど、謎の情報網を持ち鮮度と精度が高い。また、神出鬼没であり、割と謎な人。
特定のグループに入っているわけではないが、前述のような性格なので友人が多く、クラス内では独自の地位を確立している為、目を付けられることもなく今までやってきた。
勉強はクラス順位で中の上を維持しており、授業態度も良く、頼み事も引き受けたりする姿をよく見られる。
サラリーマンの父と専業主婦の母、可愛い小学生の妹と過ごす、なんの変哲もない幸せな家族風景。
そんな、普通の女学生である。

裏

そんな彼女だが、裏の顔はUGN側のイリーガルであり、その身に余りある破壊衝動の持ち主である。
自分の衝動を毛嫌いしており、普段は破壊衝動を抑え込んでいるが、戦闘時にアドレナリンが異常分泌されやすく、言語と性格に影響されてしまう。メタ的にはクライマックス戦闘で変わる。
そしてまた、そんな自分を一層嫌いになるという悪循環に陥っている。
嫌いな理由だが、必要以上の破壊行為は減点と賠償の対象になってしまう為。もちろん支払える金なんてあるわけないし、家族にはそんな姿を見せたくないしバレたくない。それに美味い仕事を手放したくもない。高校生にとって働き口は限られているのである。
その為、血の滲むような訓練を行った結果、少しだけ制御出来るようになり、破壊の範囲限定が上手くなった。
少しホッとしたが、相変わらず言語能力と性格の荒々しさは治らない為、辟易している。

なお、妹にはバレたが、必死にプレゼントしまくったお陰で何とか良好な関係に戻れた。

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