容姿・経歴・その他メモ

【容姿】
家族にも共通する薄紫の髪色に、陽気な表情が特徴。上着に袖を通さずはためかせている。サングラスでわからないが、遺産の影響で虹彩は薄くなっている。

【経歴】
　某国の一族の村に生まれる。やがて周辺の抗争に巻き込まれるが、遺産”信仰の火”と接触。超人兵士となり村のため戦うが、まだ経験も浅かったため危機に陥る。そこを”鳳凰の翼”に助けられ、村民が無事に保護下に入った後は行動方針に共感したモーリアは彼らと行動を共にする。自身の能力の適性もありゲートを扱う”翼”として団員たちに馴染んでいき、しばらく年月が経った。
　転機は６年程前。命令でとある戦場に赴いたモーリアは、その際友軍となったＵＧＮの女性、鎚屋華恋と出会う。彼女の「子どもを守りたい」という思いや、哀しみを隠す明るさに惹かれていき、戦場からの帰還の際「幸せな家庭を築くという夢を手伝わせてくれ」と告げ恋が成就する。彼女とこれから生きること、そしてそのために鳳凰の翼を退団することを決意し、一度拠点のテントへ帰還。ケジメでもなんでもつけるつもりだったが快く承諾され少し驚くが、やはり最後に何かを残したいと思い、後任探しを開始。近い時期、眷属の村に現れていたオズワルドを勧誘し、仲間たち一人一人へ別れを告げ日本へ旅立った。
　日本に到着し、ＵＧＮ所属となってからは華恋の支部に加入。当初は不信感を寄せられることが多かったが、実績と人柄、信念によって馴染んでいく。現在は出産・育児で前線を退いた華恋の代わりに支部長を任されている。街、支部のメンバー、愛する妻と子ども、そして遠方の旧友たち。多くのものを見ながら、日本での生活を嚙みしめている。

【性格】
気さくなムードメーカーであるが、汚れ仕事も厭わない器を持つ。特に、子どもたちが徒に脅かされることを嫌う。スイーツが好物。仕事を時間内に片付けるのにいつも苦心していたり、突然の騒音にビビりやすいことが弱点。自分を受け入れてくれた妻の華恋は生涯かけて支え、幸せにすると誓っている。
鳳凰の翼には多大な恩義を感じており、所属した理由も「恩を返す」「自分と同じように戦いに巻き込まれる子どもを助ける」といったもの。手段を選ばないダーティさはここでの生活の中で培われた。羽根飾りが消滅したことで彼らの身に何かが起きたことは察しており、より彼らの遺志を継ぐという気概に溢れている。

【能力】
鍛え抜いた高い射撃能力と、”翼”としての仕事で培ったゲートの操作能力が武器。これらを組み合わせ、少ない射撃回数で複数の敵を狙い撃つことが得意。ブラックドッグの能力は最近になって得たもので、概ね通常業務の補佐のために接続している。（視覚補助にも遺産の影響が及んだため、文字を認識して音声を読み上げる装置など）

【その他】
鳳凰の翼所属時に習ったことで料理スキルがあり、中でも中華が得意。日本に来てからはスイーツの作り方も合間で勉強している。
長らく信仰の火と契約している影響で、視覚はほぼ無い。バロールや機械の補助、自身の感覚で周囲の状況を把握している。
”翼”として担当していた役割は「広域移動による他の翼への仲介経路」。視覚弱体の影響で以前より明確にイメージし、ゲートを開くことが可能になる場所が減っている。サーカスではナイフ投げやリンゴ射撃などを行っていた。
名前はトルコ語の紫(mor)、記憶のメモーリアなどから。苗字は結婚によりついた。コードネームはＵＧＮに入るにあたり、翼の誇りを忘れないため自ら名付けた。娘の名前はシアン。

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