容姿・経歴・その他メモ

設定：
翡翠色の瞳と薄黄色の髪、雪原のように白い肌が特徴のUGNチルドレンの高校生

本来であれば、純日本人らしい黒髪黒目の女の子として生まれるはずだった。
しかし、両親の狂気にも似た研究者精神の果てに、翠は生まれる前、すなわち母胎で育てられている間にレネゲイドウイルスを与えられ、最初からオーヴァードとして産み落とされた。
そのレネゲイドウイルスこそが、貴重なサンプルとして保管されていた起源種のレネゲイドウイルスだった。
起源種レネゲイドに侵蝕された結果、翠の体細胞は特殊な変化を起こし、通常の人間ではあり得ないような色や特性を有するようになった。

上記の経緯もあり、特異なレネゲイドウイルスの感染例として、翠は生まれてから長きにわたり、研究対象としてしか扱われなかった。
翠がそんな環境から脱出できたのは、その境遇に見かねたチルドレン教官・小鳥遊舞がいたからだ。
小鳥遊は翠を前線における後方支援枠として霧谷に推薦し、UGNの研究施設から連れ出してくれたのだ。

その後、小鳥遊の教育により支援能力を伸ばしていった翠は、正式にチルドレンとして前線に立つようになった。この時に、翠は小鳥遊から昇格祝いとして対オーヴァード戦用の特殊な手袋をもらっており、任務につく際は今でもそれを身につけている。（※データ上の特別な効果はない）
当然ながら翠は、外の世界を、日常の景色を見せてくれた小鳥遊に心酔するようになった。

数年前からH市市部に配属され、以来異動せずにいる。
小鳥遊と離れた今もなお、いつか再び小鳥遊と肩を並べて戦いたいと願いながら、任務に励んでいる。

性格、内面等：
基本的におしとやか、清楚といった印象を与えるように振る舞っている。
その実、頭の中はつねに小鳥遊への狂信的とも言える想いで溢れかえっている。
そのため返事が遅かったり上の空な時も多く、高校でも友達は少ない。
ちなみに、小鳥遊のことを否定するようなことを口にする者にはスタンガンを向けるつもりでいる。

戦闘時：
未来予知にも似た観察眼と分析能力で、敵の弱点となる穿ち抉るべき箇所を指し示す後方支援的行動に徹している。
翠の支援を受けた者は、みな一様に｢攻め入るべき道筋が細い糸のような形で見えた｣という……。
また、味方の能力を爆発的に底上げするその能力から"才能を開花させる存在"、"天賦を授く者"などと呼ばれている。

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