容姿・経歴・その他メモ

UGNの監視下に置かれているレネゲイドビーイング。UGNイリーガルとして活動中。
脳に高性能な戦闘用AIチップが埋め込まれている（これが本体）。肉体は元オーヴァードの複製体。
シンドロームとしては、ピュア・ノイマンなのだが、肉体のオリジナルが元モルフェウスだった為か、モルフェウスの能力も僅かだが使用可能。

ときどき”あの子”が脳内で話しかけてくる。
「私たちが、みんなの日常を守るんだよ」
「世界を嫌いにならないで？　きっと、皆で幸せになれるから。」

履歴

彼女は、とある研究所の培養槽の中で覚醒した。
産みの親である研究員が言った。「これは人類の進化を促す素晴らしい実験だ。君はその貴重な足がかりだ」と。
無垢だった彼女は研究員の言うことを何も疑わず、研究機関の実験に協力していた。
ときには「テスト」と称して非人道的なことを強制させられることもあった。

その度に頭の中で声が響くのだ。「これは本当に正しいことなの？」
なんとなく心底で理解した。ノイマン故に導き出した”答え”だったのかもしれない。
この声は、彼女のオリジナルの声だった。
オリジナルは元UGNチルドレンだった…らしい。詳しいことは何も教えてくれなかった。

そしてときどき夢に見るのだ。学校に行って、帰りにファストフード店で友達と駄弁って、家に帰って眠る。そんな知るはずのない日常を。
これはオリジナルの記憶だ。友達って何だ、ハンバーガーってどんな味がするんだろう。

夢を見て、声を聞く度に日々疑問や猜疑心は募る。
ある日、その感情はピークに達した。彼女はその研究所から脱走した。

その後数ヶ月間の放浪を経て
微かに残された記憶と”UGNチルドレン”というワードを頼りに、霧谷雄吾の元へたどり着いた。

彼は驚愕したかもしれない。何故なら、既に”死亡した”と報告を受けていたUGNチルドレンが突然目の前に現れたのだから。
しかも詳しく調べてくれば、”レネゲイドビーイング”と呼ばれる存在になってしまっていたのだ。

出自もはっきりとしない上、未だ未知の多いレネゲイドビーイングの扱いは難しい。
戻ってきたとはいえ、正式にUGN職員として迎え入れる訳にもいかない。評議員たちも首を縦には振らないだろう。
彼女は、UGNの厳重な監視下の上で仮の”UGNイリーガル”として活動することを命じられた。

経過観察や、任務の成果の如何によっては正式なUGN職員となる可能性があるかもしれない。

■オリジナル
性別：女／年齢：17歳／シンドローム：モルフェウス
ワークス／カヴァー：UGNチルドレン／高校生

セッション履歴