容姿・経歴・その他メモ

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私は問い続けている、本当にこの選択で合っていたのかどうかと。

【思考せよ、常に我々は考える生き物だからだ。】

よく正解などない、という人もいる。あの子がそうだった。

答え合わせができないから、間違っててもいいと。

【正解を求めてはならない。どの選択も正解だからだ。】

ならどうして人は不正解を愛さない？

正解に固執し、理想のように追い求める？

【それは人だからだ。人は正解も不正解も知らないように生きている。】

つまり私が何かをやったとしても、結局は世界は変わらない。

広大な世界に影響する選択など一つもないというのに。

【それを我々は受け入れている。選択が影響しないからこそ、最善を選ぶように生きている。】

もしも私が……力を持っていたら？それこそ、なんでもひっくり返せるほど。

そしたら、何か変えられるかな？

【不可能。力を持ったとしても、それを最善に使えなくては存在の意味を成さない。】

なんて、冗談だよ。私じゃどうにもならないことを知ってる。

じゃあどうすればよかったんだろう。私、まだ人でありたいから…悩み続けたいの。

【……適応とは、一つの逃避の道である。試行することさえできない生き物にのみ許された救いに過ぎない。】

【お前は、まだ人間で、この"救い"を甘受する権利など持ち合わせていない。少しばかり、羨望する。】

そうだね、だからこそ前を向かないとね。

でも一度だけ……一度だけでいいから、全部ぶちまけて大声で泣いてみたかったな。

多分生まれた時にくらいしか、大泣きなんてしてないと思うから。










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