容姿・経歴・その他メモ

髪

黒

瞳

鈍色

肌

▼人物

生まれつきオーヴァードの青年。
両親に捨てられた孤児であるが自身が孤児であることもオーヴァードであることも然程気にかけてはいない。
これといって生きて成し遂げたいことがあるわけではないが、死にたくもない。望むものはただ平穏な人生。
とっととお金貯めてUGN辞めてゆったり生きたいらしい（辞められるかは定かではない）。

基本的に無表情だが感情に乏しいというわけではなく、少年期の大半を戦いに駆り出されて過ごしていたために感情を動かされるような経験が少なく、どのような表情を作ればいいのか分からないだけ。
最近では多くの人々と関わる中で少しずつ情緒が育ってきている。

大体いつも気だるげ。極力めんどくさいことはやりたくないが、上司の指示などには黙々と(もしくは嫌々ながら)従う。
人間嫌いというわけではなく、反応を返したり喋ったり感情を上下させるのが好きではないだけなので、
そのあたりの分別ができており適切な距離を保ってくれる相手に対しては割と友好的。
逆に必要以上に干渉してくる人間は苦手。

自身のことを不器用だと自認しているが、実のところ周囲のことをよく見ている。
困っている人がいればそれとなく手助けをしたり、エージェントとしての自身の経験を生かせることがあれば助言をすることも。


▼経歴

生まれつきのオーヴァードであるため能力の制御ができず、生まれて間もない頃に発露した能力に怯えた母親によってコインロッカーに捨てられたコインロッカーベイビー。
偶然発見され養護施設に預けられたものの、やはり無意識に能力を行使してしまうために腫れ物扱いされ、様々な施設をたらい回しにされ最終的にUGNに保護される。
UGNでは潮岸晋戒という職員に育てられるも、一通りの生活能力とオーヴァードとしての能力をある程度制御できるようになるとすぐに一人立ちさせられたために幼少期～青年期を孤独に過ごして生きてきた。

『家族』という『誰もが持っているはずのつながり』を持っていないという欠落があることに対して自覚的であり、
その『欠落がある自分自身がそれであるべき姿』であるという半ば強迫観念めいた考えを無意識に自らに課しているため、その欠落を埋めようと考えはしない（持てない）。
同時に「家族という誰もが得ていて然るべき絆すら持っていない自分は、何も持ち得ることができないのではないか」という諦観が物心ついた時から心の底にあるため、いろいろなことを諦めがち。

そのような心理状態で長年暗部で戦いに身を投じてきたが、2年ほど前に重傷を負い戦線を離脱。
そのまま処分されかけていたところを二鏡至極に引き抜かれる。

以降、彼に様々な仕事を振られるなかで多くの人と出会い、徐々に変化が見られる。
現在は自信が本心から望むものを探している。


▼シンドローム
エグザイルとハヌマーンのクロスブリード。
自身の骨から作成した武器を用いた、ハヌマーンの機動力を活かした白兵戦が得意。
他にも伸ばした髪や操る風を補助として、敵の動きを阻害したり味方への被害を軽減させるなど、可能なことは多岐にわたる。
所謂一流と呼ばれる域に至るほどの突き抜けた戦闘力を持つわけではないが、幼少の頃からの戦いの経験により高い技量を有していることは確か。
彼が戦場に並び立つのならば、各々の負担が減ることは間違いないだろう。

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