概説

ちょっとおどおどしてはいるが、好きなことに対しては積極的で饒舌になる、いわゆるオタクっぽい高校生。
友人関係は狭いが、同好の士であるため繋がりはふかい。
好きが昂じて、実際にプロレス団体に入門し、現在はヒールレスラーとして活躍中。
リング上では粗暴で凶悪なヒールを演じるヒールレスラーであるが、実際はコミュニケーションが苦手な優しい高校生。
兄とはある一件があって以来、ほとんど口を聞かなくなってしまった。

詳説

兄との事件

小学生の頃、兄とは結構仲が良かった（今思えば、兄として弟の面倒を見ていただけだったのかもしれない）し、活発で友人の多い兄を尊敬して、憧れてもいた。
ただ成長して、兄が中学生になった頃（兄とは3学年ほど離れている）いつも通り、兄の友人と自分と三人で遊んでいたが、ふとした瞬間に兄とその友人がいなくなり、自分だけ置き去りにされた。
それで泣きながら家に帰り、兄と喧嘩となった。その際、兄は嫌がらせのつもりだろうか、私が一番大事にしていたぬいぐるみを散々に引き裂き、ゴミ箱に捨てた。
この一件が原因で、兄弟仲は壊滅的となった。

好きなもの　　プロレス
　　　　　　　ぬいぐるみ

嫌いなもの　　陽キャ
　　　　　　　サッカー

格闘家になるまで

そんな感じで兄とは小学生以来、仲が悪い。
そんな自分を変えたくて、格闘技に興味を持った。最初はドラマチックで楽しいプロレスのDVDを見ていた（父がプロレス好きだったのかもしれない）。
ただずっと見ているうちに、自分を変えたくて見ていたからかもしれないが、自分もやってみたくなった。
だから地元のプロレス団体に入門し、中学生になってから研修生としてトレーニングを始めた。

覚醒について

自身の中の誰も傷つけたくない、傷ついてほしくないというねっからのやさしさが防具という特性の力を覚醒させたと感じている。
ただし、自分の大事と思っているものが傷つけられたと感じた時の凶暴性が、《神討つ鎧》という、攻撃的な力も同時に与えたのだろう。
この力はとても気に入っている。

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