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ライフパス

出自		私に母はいなかった。父親はオーヴァードの研究をする、ただの人間だった。血のつながり故か、彼を私は劣っている存在だとは思えなかった。私が人間に此処までの慈悲を与えるのは、後にも先にもこの時くらいだった。彼はレネゲイドを病気とし、治療をしようとしていた。長い期間、それは続いたが最後まで彼は治療などできなかった。母親が先立ってしまった病気と同じものに掛かって死に掛けていた。彼は最後に私に「幸せに生きろ」と命令して来た。私には、その意味が理解できなかった。その日、私は初めて人を凍らせた。
母親不在
経験		FHセル、｜氷の墓標《ホワイトアウト》は戦闘用のセルである。総員数は不明、基本的に｜冬の訪れ《ジャックフロスト》が表立って活動しており、他の構成員は暗殺などを得意としている。彼女の方針は「オーヴァードが新たなる世界の支配者となる事」であり、日々自身たちが世界を征服するために動いている。
夢
欲望		「理想実現の足跡に、犠牲の血は付き纏う」そう、理想を果たそうとするとその為の試練が降り係るのは自然の理である。私にとって、私の道を阻むオーヴァードは敵であり賞賛すべき勇者である。凍てつく氷雪を乗り越えて、私の首を狙わんとする彼らの努力と血潮は認めなくてはいけない境地だ。だから、いつも彼らに私は聞く「選べ。私に付くか、氷雪に踊るか」彼らが死ぬことはない、ただ私の夢の実現まで付いてくるか眠っていてもらうかを選ばせるだけだ。....いつも、私の後ろを付いてくるオーヴァードはいなかった。間違った誇りを掲げ、己の事を顧みない彼らに心からの賞賛と憤怒を送ろう。だから眠れ、100年余りが過ぎるかもしれないが、それでも君たちの目覚めはやってくる。
理想の実現
覚醒	侵蝕値	私は使命を持って生まれた。私は既存の生命を淘汰する為に生まれたんだ。オーヴァードとは、次なる支配者である。だからこそ、これは天啓であり使命だ。私達はそれ故に、人間なのだ。この地上に蔓延る全ての家畜を管理し、世界を管理する体制を築こう。
命令	15
衝動	侵蝕値	私はオーヴァード、新たなる生命、次なる支配者。私達は全てが許されていいのだ、神が作りたもうたこの世界を好きに遊びつくしていいと。私はオーヴァードの全てを許そう、暴食を、殺戮を、破壊を、加虐を、悪意を、闘争を、幻視を、恐怖を、憎悪を....全てを解放しろ。
解放	18
侵蝕率基本値	33