容姿・経歴・その他メモ

UGNエージェントであるマタギ。一度目の転機は13年前、当時3歳だった息子がオーヴァードに突然の覚醒、UGNに保護されたが自身と妻もついていくと決めた為UGNとの関わりをもった。その時からUGNチルドレンに対して一般教養の先生として仕事をしていた。二度目の転機は10年前、妻と息子がいるUGN支部のある都市がFHによる大規模ジャーム化テロが発生、それは都市の住人の8割がジャーム化するといった大きな被害をだした、そしてジャーム化した被害者の中には彼の妻と息子もいた。日照正義が別の支部から飛んできた時には二体のジャームを残して鎮圧が完了、残ったジャームは残酷にも妻と息子だったもの…、日照正義は己の判断を嘆いた、あの時別の支部での仕事を受けなければ…二人のそばにいれるように掛け合わなかった事を…。そんな後悔の念が日照の心を蝕んでいく、しかし彼の心をさらに埋め尽くしていたのは妻と息子に対しての謝罪の念だった、「ここに来るのが遅くなってすまなかった…ジャーム化というつらい思いをさせてすまなかった…」前線に立つUGNエージェントの静止も聞かずに彼は片膝を立て空手だがクロスボウを構える姿勢をとった。するとどうだろうか、彼の手に光が収束していき、愛用のクロスボウそっくりの〈光の銃〉が生成された。「もう大丈夫だ…もう苦しい思いはしなくていいからな…。俺を許してくれなくてもいい…でもそれでも、それでもなお俺のことを愛してくれるというのなら…先に逝って待っててくれや…今すぐには逝けないが…俺もいずれそっちに逝くからよ…！」そう言い切り放った渾身の一射は二体のジャームを的確に撃ち抜いた。クロスボウを肩に担ぎ、一息吐いた日照はその場にいたエージェントにこう言った…「はぁ…どうやら力に目覚めちまったみたいだ…こんな老いぼれの力でよけりゃ好きに使ってくれや、あの二人のとこに逝くその時まで…」このテロをきっかけに彼は正式にUGNのエージェントとして活動を開始した。特定の支部に所属しない、いわゆるフリーのエージェントではあったが彼から教えを受けた元チルドレンも多いため中々に頼られることも多かった。

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