・見た目や口調は「嶋田 菊次郎」がベース。本人よりやや幼い見た目で顕現している。
・口調は軽いが人の為に作られ、振るわれた道具がオリジンであるためか本能的に人間に対して好意的で従順的。
・レネビとして顕現する前、最後の主人が自らを使用して自決をしたことを引きずっている。それ故に新しく「ご主人」になった人間が死ににいくような真似をしたら止めようとする。
・本体は刀の為「ご主人」相手でもあまり触れさせない。触れさせるのは信頼のステータスです。

『嶋田 菊次郎』

嶋田家の次男坊。第2次世界大戦末期に長男が召集後、次男も召集される。
その際、母親から護り刀として『火花切 正菊』を譲り受け戦地へと赴く。
劣勢の最中、敵に殺されるくらいならと刀で自決を図りそのまま帰らぬ人となった。

『火花切 正菊』

江戸時代中期、幕府に仕えるとある武士のために作刀された打刀。
刀工が製法を世に知られることを伏せるため無銘だが、茎には菊紋が入れられていることと「鍔迫り合いの火花すらも斬り落とした」という逸話から『火花切 正菊』と号を入れられる。
倒幕後、商人や収集家などの手を渡って各地を放浪する。
1945年、第二次世界大戦中の沖縄にて第2次防衛召集に応じた男子が帯刀したのを最後に行方知れずとなる。