レオポルドに適合した遺産【ジャイアントキル】の力で発現する超大型砲。外観は骨や血で組み上げた列車砲のような見た目をしている。また脚部にも反動吸収目的の増加装甲が展開される。
弾薬には砲弾状の骨に自身の血液をエネルギーにして充填した物を発射する。また出力の限界を上げれば高出力の照射ビームを撃つ事も可能。

学園都市崩落の際、ジャームに襲われていた生徒を守る為手元にあった布で石を投げつけ、引き付けることを行なったことでその布が遺産“ジャイアントキル”に相当するEXレネゲイドとして彼に適合。後発的に遺産に相当する物を創った非常に珍しいケースとなっている。

また彼の元来の性格、遺産の影響、エデン維持システムとの親和性の高さなどからエデン及びそこにいた子供たちを守ることを第一に考えていたため自身を犠牲にしてでも子供たちを救うことに固辞したり眼前の敵に対する苛烈な攻撃に繋がったと考えられる。

同じ孤児院で育った幼なじみに比べてエフェクトの覚醒が上手くいっていなかったこともあり内心焦りや劣等感を抱えている。
救護班に所属しているのも能力が未熟な自分でも誰かの役に立てるようになりたいという思いから所属している。
お気に入りの場所はエデンを見通せる景観の良い公園。

他PC、NPCに対して

・二葉　奏士（PC2・PL：ざきおさん）
呼び方：ソウシ
孤児院時代から彼の飄々とした性格にわりと振り回されていた。レオポルドの率先して人助けに向かう性格はあるいは彼によって育まれたのかもしれない。施設を出た後で会う機会はほとんどなかった。
『ソウシ、孤児院の掃除中に抜け出すなんてダメじゃないか……“教義はいらない、必要なのは友達”？よく読んでいる本の一説？うーん、僕にはよくわからないよ…。掃除は僕がやっておくから夕ご飯までには戻ってきてくれよ…。』

「あの後それと同じ本を読んだけど僕には結局よくわからなかったんだ。ソウシはちゃんと理解して自分のものにしていたんだろうな。」

・上挙母　深華（PC3・PL：かなめさん）
呼び方：ミハナ
孤児院時代から彼女の頭脳に大いに助けられてきた。わりと彼女の毒舌を真に受けてへこんだりしていた。彼女とも施設を出た後は疎遠になっている。
『ミハナ、ソウシがまたどっか行っちゃったんだ、探すのを手伝って……行きそうな場所を事前にリストアップしてあるだって？！すごいなミハナ！じゃあ手分けして探そ…作るのに疲れたから全部見てきて？！そうか…、僕頑張るよ…。』

「懐かしいな、ミハナは頭が良かったし手先も器用だからみんなの役に立つような仕事についているんだろうな。機械にも強かったし科学分野でも活躍しているんじゃないかな？」

・使羽　明日香
呼び方：アスカ
レオポルドの後輩にしてバディ。ろくにエフェクトを使えなかったレオポルドにも親身に接してくれている事に感謝している。
「おはよう、アスカは今日も元気だね。今日はレネゲイドについての座学だったよね、終わったら一緒に救護班の所に顔を出しに行こうか。」

エデンでの生活を送っていたある日、使羽明日香と共に下校していた時に謎のジャームと遭遇。交戦状態に入る。現場に駆けつけた二葉奏士、上挙母深華と合流し、混乱状態にあるエデンの問題解決に協力することになる。
かつて過ごしていた寄宿舎に向かう途中、デイブレイクに送りこまれた刺客を砲撃で撃退し、寄宿舎に残した資料に目を通し自身が奏士や深華、デイブレイク、クロエと共にエデンの初期メンバーだったことが判明。同時にデイブレイクが寄宿舎に現れ、明日香が彼を追いかけて行方不明になってしまう。奏士と共に彼女の捜索を行なう途中、過去エデンの危機を救う為にとてつもない無茶を行なったことが判明。さらにその件で奏士が後悔の念に苛まれており、彼にあまり無茶しないことをとりあえず約束した。
明日香を回収後深華とクロエと合流しデイブレイクが作った建造物に向かい、そこでエデンの全容を把握した。
その後、現れたデイブレイクに攫われ、エデンの子供たちを救うために犠牲になることを頼まれ、それを即座に了承した。
奏士、深華にその事を告げると二人に猛反対され、深華からは怒りのビンタをもらい、奏士からは二度と無茶をするなという渾身の説得によりデイブレイクの案に乗らず共に帰る手段を模索することになった。エデンの子供たちに対し聖権議会の代表として演説を行い問題を解決する事を誓った。
デイブレイクとの決戦では彼の想いに共感はするもその案に乗れないことを告げエデンの終焉を告げる号砲を放ちデイブレイクと生命の樹を打ち倒した。
決戦後、エデンへの別れを告げる空砲を放ち、現実世界に帰還した。
帰還後、入院中の病院で奏士に明日香との関係をからかわれたり、彼と同じ支部の所属になることを希望した。

二葉奏士と共にとある実験施設で検査を受けることになり向かうも検査の途中で意識を失い目覚めた後、施設からの脱出に失敗すると死亡する事が告げられる。奏士と共にかつての事を振り返りつつ施設の調査を行い、当施設がオーヴァードのコピーを作り出すのが目的に作られ、また自身がコピーであることが判明。奏士に自身が偽者か本物か問いかけるもレオポルドに変わりはないと返事をもらい、自身の内心も見透かされるも彼と共に“存在証明”に立ち向かった。
決戦ではエデンの因子で強化された砲撃で“存在証明”を撃破。コピーのレオポルドは消滅しオリジナルのレオポルドが目を醒ました。
事件解決後、深華や明日香たちと共に料理対決を行なう約束をした。