容姿・経歴・その他メモ

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「やるじゃない、錬磨！ でも、私だって負けてないわよ！」
「しょうがないわね、私がお手本を見せてあげる」
「錬磨も料理してみない？　楽しいわよ」
「……私の方が先に始めたのに……」
「凄い、凄いじゃない錬磨！　花鶏さんに勝ったのよ！」
薄ヶ原錬磨と兄弟同然に育った幼馴染。錬磨のことは錬磨、花鶏のことは花鶏さんと呼ぶ。
気が強い双子のような友人のような、そんな関係。錬磨と競い合うのを楽しんでいて、強くなるために訓練にも積極的に取り組んでいた。
花鶏が現れ、錬磨に料理や掃除など戦い方以外の事を教えるのを見て、自分もやってみたいとやり始めた。元より年下のチルドレンの世話を積極的に焼いたりと、世話焼きの体質もあったのか、日常生活に必要なことへの適応も覚え始めれば早かった。
が、手先は器用かというとちょっとばかり不器用。戦いでも、繊細なコントロールより大きくでっかくどーんといく方が得意。
ただ、錬磨が花鶏に負けてから彼の真似をし始めた辺りから、思うところがあったのかその辺の戦い方が少し変わった。
錬磨が自分よりも器用に雑事を熟すのに不満そうな顔をし、錬磨が花鶏に勝った時には自分のこと以上に喜んだ。

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