心臓付近に賢者の石が埋め込まれており、血と石成分の混ざった不純物の《愚者の黄金》に適合しているチルドレン。
鼓動の旅に石と血肉が混ざり、身体がデミクリスタルに置き換わっている。
当人も「今もまだ俺と言うオーヴァードなのか、既に俺の形をしたレネゲイドビーイングなのかわからない」とのこと
それ自体は一応受け入れているものの宝石のように脆く割れる身体を日常で見せるわけにもいかない為、基本素肌を隠している。

生まれつき致死の病を患い病院暮らしだったが4歳で紅い結晶を吐き、UGN関係の病院に転院することで感染が発覚。死を偽装し親元を離れチルドレン配属となる。
心臓近くに埋められた生命維持装置の一部が《賢者の石》である事、肉体の置換によって生き永らえている事をがわかり、以来賢者の石が埋め込まれながら死亡やジャーム化をしてない稀有なケースとして任務と実験体その両方をこなしている。
賢者の石が埋め込まれた時期、手術内容、主治医などの情報は明らかになっていない

日常を守る為に戦う典型的なチルドレン。昔も今も人に支えられてここまで生きたという想いが強く、その上体質上FHに狙われ攫われたことも多い為か所属に過剰反応しがち。それでも一時期より大分丸くなっているが。
他者の為の自己犠牲を全く省みず生をどこかで諦めながら、それでいて自分の変化と死に怯えていた。
喪った親友からそれを自覚した。「白の身体を治す」と研究者を目指し始めた親友に救われた。
故に生を最期まで絶対に諦めない。―――そう決めた。
毎年花束を匿名で親に送るのが習慣。

戦闘時は体から噴き出た結晶を剣や腕に変形させる。自身の体含め結晶はその殆どが愚者の黄金にすらならない紛い物の為、基本的に割れる事は厭わない。

現在チルドレンはそのまま、実験体としては屍螺の研究所へ移動している。本人は納得しつつも基本自由で無茶な実験もなく、今までのような消費されない扱いに”役に立ててないのではないか”という焦りを感じている模様。
その事を偶に青山至里支部長にも愚痴るがよしよしされている。…やめてくれ
親友の流可にはよく小言を言うものの振り回されがちでそれ自体も楽しんでいる。関係はそう変わってない模様。