「N市支部長、｜唄種《うたたね》まひるです。困ったことがあればなんでも言ってね」
　物静かであまり自己主張をしないが、困った人を放っておけない性格をしており声をかけて力になろうとする勇気の持ち主。
　3年前、幼馴染を助けるために覚醒した。その後様々な事件を解決し、気づいたら支部長になっていた。誰かの助けになれることはとてもうれしい反面、プレッシャーからくる胃痛に悩まされている。
　本人曰く戦うことは苦手らしい。ただし誰かを助ける・守るためであればどこまでも｜本気《マジ》になれる。
　キレると笑みを浮かべながら黙り込む。プライベートでは滅多に怒らないのでその顔を見るのはジャームか同行したエージェントくらい。

誕生日

9月22日

一人称

わたし

特技

人助け、お料理

好きなもの

魔法少女、ヒーロー、お昼寝、お菓子全般(特にケーキ)

嫌いなもの

誰かが傷つくこと、大きな音や声、辛い食べ物

「お願い｜機奇怪械《キカイナコロモ》、わたしに力を貸して！……変身！！」
　可愛らしい衣装を作り出して身にまとい肉弾戦を行う。その見た目には趣味しか込められていない。
　一見すると服が変わっただけのように見えるが、熟練のモルフェウスが作り出すロボットに匹敵するパワーと防御力を秘めている。

「いってらっしゃい。晩御飯用意しておくから…絶対帰ってきてね」
　まひるはここに住み込んでいてエージェントたちの居場所づくりに努めている。
　週2.3回くらいのペースで毛布にくるまって床に転がっている彼女を見ることができる。そういう時は大体徹夜で仕事をしている。
　最低限のキッチンと広めの食卓があり朝と夕方には《無上厨師》で作った料理が並べられる。また帰れない時に備え常に作り置きが冷蔵庫に入っている。前日に頼めば弁当も用意可能。鍛喜と蘭子の分は言われなくても用意している。
　地下に訓練場がある。通信回線を引いているためトレーニング中でも他フロアや本部との通話が可能。最近とあるエージェントのためにハヌマーンやエンジェルハィロゥの全力疾走に対応できるランニングマシンを導入した。

ロボ作りたい！vs魔法少女やりたい！=ロボのデータを魔法じみたアーマーと言い張る！
　攻撃力も装甲も初期作成にしては十分にあるので、殴りつつカバーリングするよ！
　基本は《電光石火》のコスト考慮で鍛喜くんを庇うけどロイスと侵蝕値次第ではもちろん蘭子ちゃんも庇うので助けて欲しかったら言ってね！
　運転のために取った《巨匠の記憶》だけど情報収集にも使えるのでミドルも任せて！
　Dロイスも合わせたらサポーターとしても申し分ない性能に仕上がりました。器用貧乏だけどやりたいこと大体できる！嬉しい！！

　支部長就任したての頃、未自覚なオーヴァードである彼を保護した。
　猪突猛進で世話が焼けると思いつつも素直でわかりやすいところを気に入っている。また、ひたむきに訓練を続ける姿にはとても感心している。
　実は、学校への潜入任務などの関係上同い年のエージェントがチームの仲間にいることをひそかに喜んでいる。

　覚醒直後に所属したUGN支部で出会った。以降同じチームでの任務を多く与えられている。
　年齢的にはまひるが年上だがチルドレンである蘭子の方が能力を扱っている歴は長いため先輩のように思っている。平常時は表に出さないが戦闘訓練などでは戦い方を吸収する気満々。
　またメインジャンルは違えどオタク仲間という認識もあり、定期的に映画鑑賞に誘っている。