プロフィール

『俺は"命"を護りたいだけ。君がその力を振るうのは何の為？』

『久々に声、出すから――加減が上手くできなさそうなんだ」

誕生日

9月23日――鳥言葉「子をおもう気持ち」

一人称／二人称

「俺」／「君」

家族構成

捨て子、養護施設出身

好きなもの

猫、甘いお酒、小さな生き物

嫌いなもの

不要な暴力、よわいものいじめ

苦手なもの

酸っぱいもの、騒がしい環境

人物

　X市の路地裏で小さなバーを営む「碧刺青の店主」にして、FHセル"ヒューズ"のリーダー。
　口元には獅子の牙を模したマスクを着用しており、腕には竜のようなトライバルタトゥーが刻まれている。
　極めて無口であるが、それはサラマンダーの発熱機構が喉で発現したことが原因。発した声が炎になる異能を持っているため、おいそれと声が出せない。FHでの実験と長い鍛錬を経て、オーヴァードにのみ受信可能な「念話」での意思疎通が可能になった。

　性格は肩書きに見合わず温厚、かつ面倒見がいい。
　人望の半分はその優しさを慕う者たちからのものだが、残りの半分は、声を出すだけで簡単に周囲を焼き尽くせる怪物である故の畏怖から来ている。特に、「取引相手」である裏社会の面々はほぼ後者といっても過言ではない。
　本人も自身が恐れられている自覚があるため、揉め事が起きた際には威嚇として炎を吐くことも。

　「弱きを助け、強きを愛す」が｜座右の銘《セルの理念》。可哀想な"命"を守ることを己の欲望としている。
　その定義は、抗う力を持たない者（小動物など）や、表社会から爪弾かれた者のことを指す。
　つまり、この世界に居場所がないオーヴァード・ジャームさえも庇護対象。
　また、己が守ると決めた相手は、可哀想な"命"でなくなっても――その強さを認めた後も「支える」ことで守ろうとする。
　庇護対象ではない力ある存在に対しては、一定の敬意を払い、対等な「保護者」足りえる者として初対面でも好意的に接する。
　が、庇護対象を傷付ける存在であるなら全力で排除しようとする。

　UGNや六道会のことは、受け皿が違うだけで同じ"命"を保護する組織だと認識している。
　ジャームの取り扱いに関してUGNとは対立しているものの、目の敵にしているわけではない。「棲み分けって大事だよね」と思っている。

FHセル"ヒューズ"について

　X市の地下組織と深いつながりを持つFHセル。
　身寄りのないオーヴァードや虐げられたジャームを保護し、その能力や性質に「合う」理想的な仕事を斡旋・環境を提供している。戦力としてオーヴァードの力を求める地下組織が主な取引相手。

　リーダーである獅童が経営するバーが隠れ蓑。地下にはセルとしての拠点・居住スペースが存在する。
　バーという形をとっているのは他でもない、裏社会との取引を隠れて行うのに最適だからである。
　店主が声を出せないのもあって音声案内と読み上げソフトで接客を行っているが、入店の際に特定の合言葉とハンドサインを示すことで案内は「特別対応」へと切り替わり、そこをバーではなく「取引場所」として利用できるという。

　非オーヴァードを保護してしまった際は六道会へ協力を仰ぎ、保護したオーヴァードが表で真っ当に生きることを望むなら、記憶処理をした上でUGNの目のつく場所に送り出す。……というのがセル内規である。

ビルド

俺がほいちび〜くんを守るんだ……

シナリオ

Apophenia

セッション履歴